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7月21日 長谷部投手がプロ初登板
長谷部投手のプロ初登板投球成績 |
回 |
打 |
投 |
安 |
振 |
球 |
失 |
責 |
1 |
3 |
11 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
7月21日の阪神戦。
2−12と10点のビハインドで敗色濃厚の展開となった7回裏、この日の5番手としてマウンドに上がったのが2年目の長谷部銀次投手でした。7月16日にプロ入り後初の1軍昇格を果たし、その後はベンチを外れる試合もあり、登板機会がなかったのですが、この大量ビハインドの展開でチャンスが巡ってきました。
1軍初登板は大観衆でビジター感の強い甲子園球場が舞台。かなり緊張しているかのような表情で、それは投球にも表れていました。先頭の木浪選手に対して、ストレートが高めに浮き、なかなかストライクが奪えない中で、内角のストレートをひっかけさせ、サードゴロに抑えました。
しかし、続く打者に四球を与えてしまいましたが、1アウト1塁から豊田選手に対して、高めのボールの後の2球目、やはり高めのストレートを引っかけさせ、サードゴロゲッツーに抑え、この回をゼロに抑えました。内容としてはコントロールがなかなか定まらない中で、結果オーライという印象は否めませんが、何とか1回を無失点という結果を残しました。社会人から入団し、2年目でようやく果たした1軍のマウンドではかなりの緊張感で、コントロールが定まらなかったものの、ストレートには球威を感じさせ、結果としてはまずまずの1軍デビューとなりました。
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6月11日 佐藤選手がプロ初安打
佐藤選手のプロ初安打&初打点 |
回 |
内容 |
点 |
4回表 |
右安打 |
0 |
6月11日の西武戦。
6月7日に支配下登録された育成ルーキーの佐藤啓介選手が、9日のロッテ戦に続き、2試合連続でスタメン出場となりました。この日は相手が右腕の今井達也投手ということもあって、打順はプロ初スタメンの試合より1つ繰り上がって、「7番・ファースト」。その第1打席はレフトフライに終わりました。
そして4回表の第2打席。2アウトながらランナー1塁という場面で打席に立ちました。今井投手に対して2ボールからの3球目でした。おそらくはボールカウントを悪くしたくないところで、ストライクを取りにくるのでは…と狙っていたのかもしれません。佐藤選手らしくしっかりと迷いなく振り抜いた打球は、鋭い当たりで1・2塁間を破るライト前ヒットとなりました。そしてこれが佐藤選手にとって嬉しいプロ初安打となりました。2軍では打率トップに立つほど、ヒットを量産してきた佐藤選手。打力が認められての支配下登録となりましたが、1軍ではなかなか初安打を放つのは難しく、5打席目にしてようやくヒットを放つことが出来ました。
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6月9日 佐藤選手がプロ初出場&初スタメン&初打席
佐藤選手のプロ初スタメン試合成績 |
打 |
安 |
点 |
振 |
球 |
3 |
0 |
0 |
1 |
0 |
佐藤選手のプロ初打席 |
回 |
内容 |
点 |
2回裏 |
投ゴロ |
0 |
6月9日のロッテ戦。
この日の2日前に念願の支配下登録を勝ち取った育成2位ルーキーの佐藤啓介選手が初の1軍昇格を果たし、しかもすぐさま「8番・ファースト」でスタメン出場を果たしました。今季のルーキー勢では初めての1軍昇格であり、佐藤選手にとってプロ初出場であり、初スタメンとなりました。
初打席となった2回裏。1アウト1塁の場面で、ロッテ先発のメルセデス投手の初球から積極的に打ちにいった当たりは、外寄りのスライダーを引っ掛けたボテボテのピッチャーゴロとなりましたが、これを相手投手は1塁へ悪送球となり、エラーで初出塁となりました。続く4回の第2打席はフルカウントまで粘りましたが、7球目を空振り三振。さらに6回の第3打席は外寄りのカーブに上手くタイミングを合わせ、ショート頭上を越えるかという当たりでしたが、惜しくもショートフライに終わり、この回でベンチに下がりました。
結果は3打数ノーヒット。しかし、ファーストの守備は無難にこなしました。打撃は、なんせ初対戦の相手が左腕であり、この試合の時点ではパリーグトップの防御率を誇っていただけに、1軍の最高峰のレベルの投手といきなり相対したわけですから、そう簡単に打てるわけではありませんが、食らいつく、そして初球から積極的にいく佐藤選手らしさを見せてくれたように感じます。
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6月7日 末包選手がプロ初盗塁
6月7日、ロッテ戦。
0ー0で迎えた2回裏。この日、4番・レフトでスタメン出場していた末包選手がこの回の先頭打者として打席に入り、ショートゴロとなりましたが、相手のショート・友杉選手のファンブルで出塁しました。続く田中選手に対する初球に、末包選手はいきなりスタートを切りました。投手の球は内角低めに外れ、捕手としてはセカンドに送球しにくいものとなり、好スタートを切った末包選手は見事2塁への盗塁を成功させました。これが末包選手にとってプロ3年目で嬉しいプロ初盗塁となりました。
体重112キロという巨漢の末包選手の盗塁…相手にとっては意表を突くものだったと思います。しかし、末包選手は社会人・大阪ガス時代も日本選手権で盗塁を記録しており、実は50m6秒2と、けして足は遅くない…むしろ意外な足の速さがあります。
6月4日の日本ハム戦の4回裏、末包選手は四球で出塁し、すかさず2塁へ盗塁を狙いましたが、残念ながら失敗に終わりました。2点を先制された直後で、先頭打者としての四球だっただけに、この盗塁失敗は反撃の勢いをそぐ、相手を助けるものとなっただけに悔しさもあったと思います。それからわずか3日後のプロ初盗塁は、得点には至らなかったものの、前回失敗の悔しさを晴らすものとなったのではないでしょうか。
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5月31日 二俣選手がプロ初盗塁
5月31日のソフトバンク戦。
1ー1の同点で迎えた8回表のカープの攻撃は、先頭の会沢選手が内野安打で出塁し、バントとファーストゴロで2アウト3塁とチャンスが広がり、打席には代打の切り札・松山選手が向かいますが、申告敬遠で1・3塁に。ここで、松山選手に代わって代走として送られたのが二俣選手でした。
続く菊池選手の打席、その3球目で二俣選手は2塁へ盗塁成功。相手もダブルスチールや暴投を警戒し、無理にセカンドに送球しない、最も盗塁を決めやすい場面ではありましたが、二俣選手にとってはプロ4年目、支配下登録2年目で、ウエスタンリーグでも2023年に1つ盗塁を決めたのみでしたが、1軍の舞台で、たとえフリーの状況であったにしても、嬉しい初盗塁となりました。
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5月25日 河野投手がプロ初セーブ
河野投手のプロ初セーブ試合成績 |
回 |
打 |
投 |
安 |
振 |
球 |
失 |
責 |
1 |
4 |
15 |
1 |
3 |
0 |
0 |
0 |
5月25日のDeNA戦。
試合の前半は点の取り合いとなり、1点ビハインドの8回に石原選手の同点ホームランで試合を振り出しに戻し、延長線に突入するほどにもつれました。そして延長12回表、カープにとって最後の攻撃で、坂倉選手、二俣選手のタイムリーに3点を奪い、一気に勝利に近づきました。
この日、先発の玉村昇悟投手が3回で降板し、以降は中継ぎ陣が1〜2イニングを必死につないできました。そして、延長12回裏…いよいよブルペンに残るラストピッチャーとなった河野投手がマウンドに上がりました。もうこれ以上、代えの投手はいない、万が一、危険球退場や故障などの不測の事態となれば、菊池選手か矢野選手を登板させる…新井監督の中にはそのような起用も頭にあったそうです。
しかし、そんな心配をよそに河野投手は先頭打者から見逃し三振を奪うと、ヒットを許すも、その後、コーナーにズバッと見逃し三振、最後は高めに威力のあるストレートで空振り三振と1イニングを無失点に切り抜けました。即戦力として期待されながら、なかなか1軍では思うような結果が残せず、2年目も開幕1軍入りしながら、1試合の登板で2軍降格。再昇格を果たしても登板機会が巡ってこない中で、総力戦となった試合の最後の投手として登板し、2年目にして嬉しいプロ初セーブとなりました。
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5月25日 黒原投手がプロ初勝利
黒原投手のプロ初勝利試合成績 |
回 |
打 |
投 |
安 |
振 |
球 |
失 |
責 |
1 |
4 |
12 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
5月25日のDeNA戦。
カープ先発・玉村投手が3回で降板し、その後は中継ぎ陣が必死の継投を見せ、野手陣も劣勢の展開を粘り強く同点にし、試合は6−6というスコアで延長戦の突入しました。
そして延長11回裏、マウンドにはなんと8番手として黒原投手が上がりました。前日も登板しており、連投のマウンドとなりましたが、それでも2つのアウトをしっかり奪い、3人目…関根選手への初球が背中にまともに直撃する死球。開幕3戦目で先発した際、同じ横浜スタジアムで、しかも先頭打者への3球目で、頭部への死球を与えてしまい、危険球退場になった…そのときのことがどうしても頭をよぎりました。
しかし、黒原投手は続く選手をしっかりセンターフライに抑え、1イニングを無失点で抑え、延長12回の攻撃に望みをつなげました。死球で動揺しそうなところを、しっかり抑えることが出来た…頼もしくなったものです。そして、その延長12回、小園選手が2塁打でチャンスを作り、坂倉選手のタイムリーで勝ち越し、さらに二俣選手の2点タイムリーも飛び出し、一挙3点!そのまま逃げ切り、カープが勝利を飾りました。
それとともに、黒原投手にも3年目にして待望のプロ初勝利が灯りました。前年には、先発登板で、味方の大量援護がありながら、試合を作れず、無念の降板となった試合もありました。そして今年も、先発で勝利投手の権利を持って降板したものの、中継ぎがリードを守れず、勝ち星がするりと逃げたこともありました。プロに入り、特に死球がらみでいろいろありましたが、ようやく勝ち星が転がり込んできただけに、感慨深いプロ初勝利となりました。
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4月25日 黒原投手がプロ初安打&初打点
黒原選手のプロ初安打&初打点 |
回 |
内容 |
点 |
4回表 |
左3塁打 |
1 |
4月25日のヤクルト戦。
この日、先発のハッチ投手が2回に6失点の炎上で、早々にマウンドを降り、3回から2番手として登板していた黒原拓未投手。4回表、2アウトランナー1塁の場面で打順が回ってきました。通常ならば代打なのでしょうが、ロングリリーフとしての登板ということもあり、中継ぎとしては珍しく打席に立ちました。
ヤクルト先発・高橋奎二投手の2球目、外寄りの変化球に対して逆らわずにレフト方向へ流した当たりは、レフトへのライナーになるかと思った矢先、レフトを守るサンタナ選手は落下点近くに入ったものの、どうやら照明が目に入ったらしく、打球を見失い、グラブをかすめて後方へと転々とする間に、1塁ランナーはホームイン、そして黒原投手も3塁まで進みました。黒原投手は2023年に3打席立ち、いずれも三振。そして今季は1打席に立ちましたが、ヒットはなし。つまり、これが黒原投手にとってプロ初安打であるとともに、プロ初打点のオマケ付きとなりました。そしてこのシーズンの黒原投手のヒットはこの1本のみで、シーズン終了まで打率10割を維持しました。プロ初安打が3塁打というのは珍しいケースですね。この日は投手としてプロ初勝利の可能性もありましたが、残念ながら終盤に逆転を許し、それは消えてしまいました。
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4月25日 二俣選手がプロ初スタメン&初本塁打&初打点
二俣選手のプロ初スタメン試合成績 |
打 |
安 |
点 |
振 |
球 |
2 |
1 |
1 |
0 |
1 |
二俣選手のプロ初本塁打&初打点 |
回 |
内容 |
点 |
2回表 |
左本塁打 |
1 |
4月25日のヤクルト戦。
この日のヤクルトの先発が左腕の高橋奎二投手だったこともあり、4月19日の巨人戦ではプロ初安打を放っていたこともあり、ついに二俣翔一選手に「7番・レフト」でスタメンのチャンスが巡ってきました。これが4年目にして初のスタメンとなりました。
そして、その第1打席。2アウトランナーなしの場面で打順が回ってきました。1ボール1ストライクからの3球目、真ん中高めのスライダーでした。しっかりと振り抜きながらも、フィニッシュは少し体勢を崩した形にはなりましたが、打球はやや低めの放物線を描き、カープファンが待つレフトスタンドへ!なんとスタメン初打席でいきなりプロ初ホームラン、しかもプロ初打点となりました。
第2打席はサードゴロに終わりましたが、6回表、先頭打者としての第3打席はフルカウントから粘っての四球。この出塁から、秋山選手のタイムリーで生還し、一時は勝ち越しとなるホームも踏みました。3打席のうち、2打席で出塁する活躍を見せました。
二俣選手はかつてから、あの鈴木誠也選手のようになれる可能性を秘めた逸材だと非常に評価の高い選手です。まだ線が細い印象ですが、その素質をこの日のプロ初ホームランにも感じます。そして、育成ドラフトで高卒からカープに入団した選手としては球団史上初となるホームラン&打点という記念すべき「初モノ」も達成!何かもってる選手ですね。
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4月19日 二俣選手がプロ初安打
二俣選手のプロ初安打 |
回 |
内容 |
点 |
8回裏 |
左安打 |
0 |
4月19日の巨人戦。
両チームの投手陣が譲らず、0−0というこう着した試合展開となりました。そんな状況で迎えた8回裏、島内投手に代わって、代打で登場したのが二俣翔一選手でした。今季、1軍デビューを飾ったものの、ここまでは3打数ノーヒットという成績でした。
巨人2番手の変則左腕・高梨雄平投手の投じた2球目、内寄りのストレートをしっかりと振り抜き、打球は三遊間を抜け、レフト前に運ぶ嬉しいプロ初安打となりました。残念ながら、これが試合の均衡を破るきっかけとはなりませんでしたが、実力ある投手から放ったプロ初安打は、今後への期待の高まる一打となりました。
なお、カープが過去に育成ドラフトで獲得した高校生野手で、カープで支配下登録後に1軍昇格を果たし、試合に出場したのはこの日の段階で持丸選手と二俣選手の2人のみですが、プロ初安打を放ったのは二俣選手が球団初となります(なお、2011年の育成ドラフト4位で入団した三家和真選手は、ロッテに支配下選手として移籍後にプロ初安打を記録しています)。カープの育成ドラフトで新たな歴史を作りだしたプロ初安打にもなりました。
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4月17日 久保選手がプロ初安打
久保選手のプロ初安打 |
回 |
内容 |
点 |
8回裏 |
左安打 |
0 |
4月17日のDeNA戦。
この日は、それまでずっと低迷続きだった打線がようやくつながり、このシーズン初となる2ケタ得点で勝利を飾った試合でした。そんな試合で、途中からセンターの守備に就いていた久保修選手。8回裏にこの日の初打席が巡ってきました。
直前で石原貴規選手に3年ぶりのホームランが飛び出し、球場が盛り上がる中で、その勢いに乗っていくかのようにDeNAの中継ぎ右腕である森原康平投手の初球、内角寄りのストレートを積極的に振りにいき、打球は三遊間を破るレフト前へのヒットとなりました。これが嬉しいプロ初安打でしたが、事前に「ストレートで来るだろう」という読んでいたそうで、見事に予測が的中した打席でした。
今季は開幕から守備固めとしての起用で、右中間を破りそうな打球をフェンスに直撃しながらキャッチしたりと、積極的な守りでチームを盛り上げていた久保選手。しかし、打つ方ではこの打席に入るまで、8打数ノーヒット、4三振と1軍のレベルの高さの前に、なかなか初安打が遠かったのですが、9打席目にしてついに放ったプロ初安打となりました。
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4月4日 久保選手がプロ初スタメン
久保選手のプロ初スタメン試合成績 |
打 |
安 |
点 |
振 |
球 |
3 |
0 |
0 |
2 |
1 |
4月4日のヤクルト戦。
この日、相手の先発が左腕の高橋奎二投手ということもあり、2年目の久保修選手が「8番・センター」でプロ初スタメンとなりました。プロ2年目で初の開幕1軍を勝ち取り、すでにプロ初出場を果たした中で、ようやくつかんだスタメンのチャンスでした。
そんな久保選手の第1打席は150キロに届くストレートに翻ろうされ、バットを振れども当たらず、空振り三振に。続く打席はカーブを引っ掛けサードゴロに終わり、第3打席は死球で初めて出塁しましたが、4打席目は相手の中継ぎ右腕・エスパーダ投手のストレートに対してすべて空振りの三振に倒れ、結局、3打数ノーヒット、2三振という結果に終わりました。オープン戦では本塁打を放つなど結果を残し、開幕1軍を勝ち取った久保選手ですが、出場機会が限定的になり、しかも公式戦に入ったことで、1軍のレベルの高さを痛感したプロ初スタメンとなりました。
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4月4日 二俣選手がプロ初出場・初打席
二俣選手のプロ初出場・初打席 |
回 |
内容 |
点 |
6回裏 |
遊ゴロ |
0 |
4月4日のヤクルト戦。
3月31日に、故障で離脱したシャイナー選手とレイノルズ選手に代わって、1軍昇格を果たした二俣選手が6回裏、塹江投手の代打として、プロ初出場を果たしました。そのプロ初打席はヤクルト・高橋奎二投手に対して、変化球を引っ掛け、ショートゴロに終わりました。
昨年、支配下登録を勝ち取り、1軍初昇格も経験しましたが、出場機会がないままに2軍に降格した二俣選手。打撃センスの高さはあの鈴木誠也選手のようだと評価も高く、右のスラッガーとして期待を集めています。また内野守備もユーティリティ性が高く、元々捕手であった強肩を活かして、守備力は格段に向上しました。前年、1軍昇格を果たしながら、出場機会がないまま降格した悔しさがあったはず。ようやく実ったプロ初出場、初打席…ようやくプロとしてのスタートを切った試合でした。
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3月31日 田村選手がプロ初打点
田村選手のプロ初打点 |
回 |
内容 |
点 |
2回表 |
一ゴロ |
1 |
3月31日のDeNA戦。
開幕3戦目となったこの日の試合。開幕からスタメン出場が続いているプロ入り3年目の田村選手ですが、自身初の開幕スタメンも4打数4三振、続く2戦目も3打数ノーヒットと、快音を響かせることが出来ない中で、この日の第1打席はノーアウト2・3塁というチャンスの場面で巡ってきました。
DeNA先発の大貫晋一投手に対して、2球目、外角低めの変化球を弾き返しましたが、結果はファーストゴロ。しかし、カープが1点のリードを許した展開ということもあり、また、相手のファーストは定位置からやや後ろ寄りのポジションを取っていたこともあり、3塁走者・秋山選手が生還し、同点に追いつきました。チャンスの場面で凡打とはなりましたが、プロ初打点をマークしました。ただ、試合の流れからすれば、先制を許した直後の得点による同点…タイムリーではないとはいえ、泥臭く奪ったこの田村選手のプロ初打点により、チームは試合を立て直すことができ、最終的には勝利につながった貴重な1点となりました。
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3月30日 久保選手がプロ初出場&初打席
久保選手のプロ初出場・初打席 |
回 |
内容 |
点 |
6回表 |
中飛 |
0 |
3月30日のDeNA戦。
プロ2年目にして、自身初の開幕1軍の切符を手にした久保選手。オープン戦の終盤に見せたホームランや好守といった猛烈アピールが実を結びました。
そんな久保選手…昨年は1軍昇格の経験はあったものの、出場機会がないまま2軍に降格となりました。しかし、この日、6点ビハインドという苦しい展開となった6回表、大道投手の代打として、久保選手はプロ初出場を飾りました。相手はDeNA先発・平良投手であり、打線はここまでノーヒットに抑え込まれていました。そして、いきなりその初球でした。低めのカットボールを積極的に打ちにいきましたが、残念ながらセンターフライに終わりました。この日の出場は代打のみでしたが、1年目には達成できなかった1軍デビューを飾り、プロとしての第1歩を刻みました。
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