週刊カープ評論版!2026年月間MVP!

3・4月5月6月7月,8月、9・10月

年間MVP

▲「週刊カープ評論版!月間MVP!」のメインに戻る


7月

投手
(計87票)
野手
(計87票)
1位 高 太一投手
(2025年8月以来2度目)
(43票・49.4%)
S・ファビアン外野手
(2025年6月以来3度目)
(48票・55.2%)
2位 栗林良吏投手
(21票・24.1%)
該当者なし
(10票・11.5%)
3位 森浦大輔投手
(11票・12.6%)
秋山翔吾外野手
菊池涼介内野手
佐々木泰内野手
(8票・9.2%)

まずは投手部門。

中継ぎで10試合に登板し、2勝2ホールド、防御率0.00という完ぺきなリリーフを見せた高投手が、昨年8月以来2度目となるカープ月間MVP受賞となりました。昨年は8月に、先発として、調子が悪くとも、しっかりと粘り強く試合を作る投球を見せ、月間3勝をマークし、初のカープ月間MVP受賞となりましたが、今季は力強い速球を武器に、中継ぎでその力を発揮し、昨年とは違う形での受賞となりました。

150キロ台のストレートを思い切り投げ込む、中継ぎバージョンの投球で一気に戦力として駆けあがっている高投手。登板すれば、結構ピンチを作ってしまう印象はあるのですが、それでも何とかゼロで抑えています。個人的には昨季のピッチングを見ていると、先発起用を貫いてほしかったな…とも思うのですが、豪快なストレートを見ると、それを中継ぎで活かしていくのも、高投手のプロとして生きる道なのかなとも感じます。柔軟に対応できる投手…貴重な存在です。

続いて野手部門。

こちらはファビアン選手が通算3度目、今季初の受賞となりました。今季はオープン戦から調子が上がらず、そのままシーズンに突入し、新井監督は「シーズンに入れば変わるだろう」という、根拠のない期待感もありながら、やはり不調が長引き、2軍での調整を余儀なくされた時期もありました。

ただ、7月に入り、徐々に長打を量産するようになり、月間打率は.271、8本塁打、15打点をマーク。昨季に比べると、調子の波が大きいようには感じますが、やはりパワーが魅力の打者ですね。長打力不足の打線の中で、そのパンチ力は目を見張るものがあるとともに、本塁打への期待感が膨らみます。7月終了時点で打率は.221と、昨季に比べれば打率は低迷していますが、シーズン終盤に向かうにつれ、カープのポイントゲッターとして、その長打力がより期待されることでしょう。

▲このページのトップに戻る


6月

投手
(計100票)
野手
(計100票)
1位 岡本 駿投手
(初)
(72票・72.0%)
名原典彦外野手
(2か月連続2度目)
(76票・76.0%)
2位 T・ハーン投手
(8票・8.0%)
大盛 穂外野手
(9票・9.0%)
3位 該当者なし
(7票・7.0%)
辰見鴻之介内野手
(5票・5.0%)

 まずは投手部門。

 3・4月、5月と栗林投手が2か月連続でのカープ月間MVPとなりましたが、6月は岡本投手が圧倒的大差での初受賞となりました。今季の投手のカープ月間MVPはここまで、今季から先発に転向し活躍を続ける2投手が受賞したことになります。いずれも先発転向が大成功し、もはやカープ先発陣の柱でもある床田投手や森下投手以上の安定感を誇っています。先発転向組がいなかったら、今のカープはダントツの最下位だったかも…というくらいの貢献度です。

 岡本投手は6月、オリックス、楽天、ヤクルトとの試合で先発し、いずれもQSを達成する安定感で、一気に3連勝しました。6月の月間3勝はチームトップで、あと1つ勝っていれば、セリーグの月間MVPも有力候補に挙がっていたことでしょう。これからがシーズンの長さを痛感するかと思いますが、2ケタ勝利を目指して、勝ち星を積み重ねてほしいですね。

 続いて野手部門。

 こちらは名原選手が、先月に続いての2か月連続受賞となりました。しかも、岡本投手と同様に、2位以下を大きく突き放し、ぶっちぎりの得票数となりました。育成ドラフト出身選手が2か月連続でカープ月間MVPを受賞するのは初めてのことです。育成選手が支配下登録され、そしてすぐに1軍の戦力となる…育成選手の成長はチームの層を厚くしてくれるはずです。

 名原選手は6月、19試合、おおむね1番打者としてスタメン出場し、月間打率は打率.286、2本塁打をマークしました。しかも、この19試合のスタメン出場のうち、1度も出塁できないまま試合を終えたのは、わずか2試合にとどまり、リードオフマンとしての役割を存分に果たしました。気合と根性で試合に出続け、いよいよレギュラーが近づきつつある名原選手のさらなる成長が期待されます。

▲このページのトップに戻る


5月

投手
(計42票)
野手
(計42票)
1位 栗林良吏投手
(2か月連続6度目)
(24票・57.1%)
名原典彦外野手
(初)
(19票・45.2%)
2位 該当者なし
(9票・21.4%)
坂倉将吾捕手
(11票・26.2%)
3位 玉村昇悟投手
(3票・7.1%)
該当者なし
(8票・19.0%)

 まずは投手部門。

 栗林投手が2か月連続でのカープ月間MVP受賞となりました。5月22日の中日戦で右内転筋の肉離れを発症し、現在はファームでリハビリ中の栗林投手。故障した5月22日の登板を除けば、5月は2試合に先発したのみでした。しかし、5月6日のDeNA戦は7回無失点、さらに15日の阪神戦は敵地で9回を投げての完封勝利、しかも相手打線をわずか1安打に封じる完ぺきなピッチングを見せました。

 まともに投げたのはこの2試合だけでしたが、いずれも勝利投手となり、しかも計16イニングで無失点。先発投手陣の中ではひときわ輝く成績を残しました。現在離脱中ではありますが、すでにブルペン入りもしているようで、順調に回復しているようです。再発しやすい箇所でもあるだけに、慎重に、しっかりと治して、再び1軍で先発という今季からの新たな仕事場で最高の投球、見せてほしいですね。

 続いて野手部門。

 育成選手として4年目のシーズンを迎え、5月21日に念願の支配下登録を勝ち取った名原選手がカープ月間MVP初受賞となりました。なんせ、5月に1軍でプレーした期間は、5月22日からのわずか10日程度だったのですが、猛烈なインパクトを残す活躍ぶりを見せました。

 5月22日の中日戦で「8番・ライト」でスタメン出場すると、いきなりプロ初安打、初打点、マルチヒットの活躍。デビューから、いきなり3試合連続でマルチヒット…これはルーキーを除けば、2リーグ制以降、プロ野球界でも初の快挙となりました、さらに27日のロッテ戦ではレフトスタンドにプロ初アーチ!2軍でも本塁打ゼロだっただけに、驚きの一発となりました。5月は9試合の出場のみでしたが、それでも打率.342、1本塁打、3打点…気迫あふれるプレーで、一気にカープ月間MVPを受賞するまでになりました。

 今回はいずれも、1か月をコンスタントに活躍した選手ではなく、途中で離脱したり、途中から1軍にはいあがってきたり…という選手の受賞となりました。これは珍しいことではありますが、1か月トータルで目立った選手がいなかったということでもあります。その点ではちょっと寂しい結果だったかもしれませんね。

▲このページのトップに戻る


3・4月

投手
(計136票)
野手
(計136票)
1位 栗林良吏投手
(2022年7月以来5度目)
(122票・89.7%)
坂倉将吾捕手
(2024年8月以来5度目)
(62票・45.6%)
2位 中崎翔太投手
ハーン投手
該当者なし
(3票・2.2%)
該当者なし
(25票・18.4%)
3位 齊藤汰直投手
高太一投手
(2票・1.5%)
持丸泰輝捕手
(19票・14.0%)

 まずは投手部門。

 栗林投手が守護神時代の2022年7月以来、実に4年ぶりとなるカープ月間MVPとなりました。得票数はなんと122票で、投手では2010年3・4月に前田健太投手が選ばれた際の175票、さらに同年8月に選ばれた際の126票に次ぐ、3番目に多い得票数で他を圧倒する数字を残しました。

 今季から先発に転向した栗林投手。開幕までに先発として投げた最長のイニング数は5、球数は58球…これだけの球数しか投げずにシーズンに入っても大丈夫だろうかと心配していましたが、それもどこ吹く風で、プロ初先発でいきなり95球の1安打完封勝利という「マダックス&準完全試合」を達成するという快挙。3・4月は4試合に先発して、2勝1敗、防御率1.19という抜群の成績を残しました。先発としての投球を楽しんでいるかのようにも見える栗林投手…新しい仕事場・先発のマウンドで、これから更なる活躍に期待です。

 続いて野手部門。

 打線が低調である中、「該当者なし」の得票率が2割に迫りました。このMVP選出では「トップの得票率が5割未満で、該当者なしが20%を超えた場合は、その月のMVPは選出しない」という特例を設けているのですが、今回はまさにギリギリのラインとなりました。そして辛うじて、坂倉選手が2年ぶりのカープ月間MVPとなりました。

 開幕からなかなか調子が上がってこず、打率も2割を下回る時期もありましたが、4月後半から徐々に調子を上げ、終わってみれば、3・4月は月間打率が.235と低かったものの、出塁率は.361、OPSは8割を超え、3本塁打17打点はチームトップの数字となりました。昨季は打撃低調で悔しいシーズンとなり、今季も開幕から捕手を務めるも、盗塁を1度も阻止できず、正捕手を持丸選手に譲る形になりましたが、捕手のポジションから離れたことがかえって打撃に集中できる環境になったのかもしれませんね。

▲このページのトップに戻る