KUNIの野球観戦記2008年版

05月24日(土) ○広島4−3オリックス● (18時00分・京セラドーム大阪)


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広島4−3オリックス(5月24日、18時00分、京セラドーム大阪)

TEAM 10 11 12
広島      
オリックス      
勝利投手 ルイス 11試合6勝4敗
敗北投手 山本 12試合4勝1敗
セーブ 永川11試合2勝4S
本塁打 アレックス7号(2)
ローズ12号(2)

 大阪に住んでいると、なかなかなまでカープの試合を見る機会というのは少ないものです。地方のファンとしては、そんな数少ないチャンスは活かさないといけない。というわけで、今年も京セラドーム大阪で行われたオリックスとの交流戦を観戦しました。まずスタメンはこちらです。

 京セラドーム大阪のスコアボードも、以前のものとは異なっていて、非常に見やすくきれいなものになりました。それはさておき、この日は1番に快足の赤松選手が座り、5番には緒方選手が指名打者でスタメンに名を連ねました。

 今季、ここまで4勝負けなしのオリックス・山本投手をどう打ち崩すかがポイントとなったこの日の試合でしたが、初回から東出選手の死球を足がかりに、栗原選手の上手い右打ちによって、幸先良く1点を先制します。6回にはオリックスファンが集まるライトスタンドへ貴重な2ランを放ちます。これで「今日は勝った」と思った瞬間でした。

 しかし、勝利はそんなに簡単には手に入らない・・・。7回に先発・ルイス投手がローズ選手に2ランを浴び、1点差に詰め寄られます。8回にカープが1点を返しますが、9回裏にルイス投手が連打を浴び、無死1・2塁の場面で永川投手に交代。交代のタイミングが一歩遅かった・・・。カブレラ選手にタイムリーを浴び、1点差で無死1・2塁。もう生きた心地がしません。

 続く、ローズ選手。打球が飛んだ瞬間、ドキッとしました。「終わった・・・」と思いました。しかし、打球は失速してくれ、センターのグラブに収まりました。ようやく1死を奪ったものの、なおもランナーは2・3塁と大ピンチが続きます。北川選手を敬遠で歩かせ、1死満塁。私のこは完全に硬直していました。

 それでも、日高選手、強盗選手を何とかフライに打ち取った永川投手。薄氷の踏むような思いで観戦していました。何度も書きますが、とにかく生きた心地がしなかった9回裏。最後の打者のフライがグラブに収まった瞬間、喜びよりも「良かった・・・」と安堵の気持ちのほうが強かった。それだけ緊迫していました。

 というわけで、試合後のスコアボードです。とにかく勝って良かった・・・。何せ年に数試合しか見れないのですから、勝ち試合が見たいものです。寿命が縮まる思い出はありましたが、勝てば気持ちもスッキリ!顔をほころばせながら、勝利の余韻に浸りながら家路につく私なのでした。


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