今季のプロ初○○!!<2024年シーズン版>

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10月5日 高投手がプロ初登板&初ホールド

高投手のプロ初登板&初ホールド試合成績
2 8 33 1 2 1 0 0

 10月5日のヤクルト戦。

 野村祐輔投手の引退試合となったこの日、先発した野村投手が1イニングを無失点で抑えると、2回からはルーキー・滝田投手が4回を1失点の好投。その間にカープはリードを奪い、このまま逃げ切れば滝田投手にプロ初勝利が灯るかもしれないという展開でした。

 そして6回から3番手としてマウンドに上がったのは、同じくルーキーの高投手。プロ初登板となりました。先頭打者は相手投手の奥川恭伸投手というのは巡り合わせも良かったのかもしれませんが、高めに浮きながらも球威のあるストレートを思い切り投げ込み、プロで初めて奪ったアウトは、滝田投手同様にプロ初となる奪三振でした。続く打者にもストレート主体で押し込み、この日の最速151キロをマークするなど、球威の抜群で見逃し三振。次の打者もピッチャーゴロに抑え、まるで付け入る隙を与えない投球で、見事3者凡退で切り抜けました。

 2イニング目となる7回にも登板した高投手。1アウトからストレートの四球を与えてしまい、2軍でもたびたび見られた不用意な四球という課題が露呈しかけ、さらにそこからピンチを迎えますが、最後はショートライナーに抑え、なんとか任された2イニングを無失点で終えました。試合はこのまま逃げ切り勝利!ルーキーの滝田投手にプロ初勝利が灯るとともに、その後の2イニングでしっかりリードを守り抜いた高投手にはプロ初ホールドが灯りました。球威もあり、カーブで打たせて取り…ゆくゆくは先発ローテーションの一角も期待できそうな、豪快さもあるピッチングを見せてくれました。

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10月5日 滝田投手がプロ初登板&初勝利

滝田投手のプロ初登板&初勝利試合成績
4 18 79 2 5 4 1 1

 10月5日、ヤクルト戦。

 この日はカープ一筋、先発一筋で13年間プレーした野村祐輔投手の引退試合であり、その野村投手が先発し、最初の1イニングを無失点に抑え、有終の美を飾りました。そして2回からのマウンドに上がったのは、ドラフト3位ルーキーの滝田投手。この日、プロ入り初の1軍昇格を果たし、いきなり2番手としてプロ初登板となりました。

 滝田投手の立ち上がりはコントロールに苦しんでいる様子で、しかも、いきなり先頭の山田哲人選手にレフトフェンス直撃の2塁打を打たれ、ピンチに立たされました。続く打者に四球を与え、果たして何点取られるだろうか…と不安が渦巻く中で、打線が下位に向かったことは滝田投手にとっては不幸中の幸いでした。そこからは球が低めに集まるようになり、続く打者を3球三振でプロ初アウトを初三振で飾ると、3人をピシャリと抑え、ピンチを脱しました。

 2イニング目の3回には、ストレートがこの日最速となる152キロをマーク。変化球とのコンビネーションで打者を打ち取り、3者凡退に抑えると、4回には村上宗隆選手から三振を奪い取り、その直後には味方の援護でリードを奪う展開となりました。この回を抑えれば、もしかしたらプロ初勝利も…という5回表。4イニング目のマウンドは打順も2巡目に入り、やはりどこか勝利を意識したのか、1アウトから連続四球にタイムリーと、独り相撲のような形で初失点を喫してしまいました。さらにピンチは続きましたが、2アウト1・3塁で村上選手に対して、変化球を駆使しながら、なんとかボールを低めに集め、最後はセカンドゴロに!

 プロ初登板は4イニングを投げて、4つの四球は与えてしまいましたが、打たれたヒットは2本のみ。ストレートは最速152キロを計時するなど、来季は先発ローテーションに入ってくるのではないかという期待感が膨らむものとなりました。試合はそのまま逃げ切りに成功。滝田投手はルーキーイヤーの最後の最後で、プロ初勝利も手にしました。

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10月5日 仲田選手がプロ初出場&初スタメン&初打席&初安打

仲田選手のプロ初スタメン試合成績
4 1 0 1 0
仲田選手のプロ初打席
内容
2回裏 空三振 0
仲田選手のプロ初安打
内容
4回裏 左安打 0
 10月5日、ヤクルト戦。

 シーズン最終戦となったこの日、カープのスタメン発表は驚きに満ちたものとなりました。なんせ、この日、プロ入り初の1軍昇格を果たしたドラフト4位の高卒ルーキーである仲田侑仁選手が4番・ファーストでスタメン出場となったためです。プロ初出場初スタメンでしかも4番ですから。これはカープでは球団創設の1950年の樋笠一夫選手以来、なんと74年ぶりのこと。

 しかも、高卒ルーキーでの4番スタメンは、プロ野球全体で見ると1986年10月7日のロッテ戦で、当時西武の清原和博選手が座って以来、実に38年ぶりのことで、史上6人目、しかもカープだけでなく、セリーグでも初めてのこと。しかも、デビューがいきなり4番スタメンとなると、1950年の2リーグ制以降では初めてという快挙でもありました。

 そんな初めて尽くしとなった仲田選手のプロ初打席は、ヤクルトの左腕・山野太一投手の内角低めの球に空振り三振という結果となりました。しかし第2打席、ランナーを1塁に置いて、ヤクルト・奥川恭伸投手の外角へ流れるスライダーを泳ぎながらも、執念でバットに当てて、打球はレフト前へのヒット!チャンスを広げるヒットは嬉しいプロ初安打となりました。しかもその後、3塁まで進んだ仲田選手は犠飛でホームに生還し、プロ初得点を達成しました。

 この試合、ゲームセットまで試合に出場し、結果的には4打数1安打でしたが、デビュー戦でいきなりスタメン4番という快挙の上に、チャンスを広げるヒット。高校時代はチャンスにめっぽう強かったようで、ランナーを置いてのヒットにその素養を十分に感じさせるとともに、将来の4番として期待の膨らむ活躍となりました。

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10月3日 長谷部投手がプロ初ホールド

長谷部投手のプロ初ホールド試合成績
2 74 31 0 3 1 0 0

 10月3日、ヤクルト戦。

 チームの4位が確定し、若手の起用が目立つ中、この日、1ー1の同点で迎えた6回からマウンドに上がったのは長谷部投手でした。これまでは敗戦処理や大量リードの場面での登板が中心だった中で、この日は同点という緊迫する展開でのマウンドとなりました。

 プロ初登板では緊張した面持ちだった長谷部投手も、5試合目の登板となると、だいぶ落ち着いてきた印象で、1イニング目は1アウトから村上宗隆選手に四球を与えたものの、ベテラン・山田哲人選手には高めの球威あるストレートで空振り三振を奪うなど、残り2つのアウトを冷静に奪いました。

 2イニング目となる7回のマウンドにも上がった長谷部投手は、下位打線から始まる場面でしたが、2つの三振を奪うなど、きっちりと3人で抑えました。結果的に2イニングで1つの四球を与えたものの、無失点に抑える好投で、同点という状態を保って、次の投手へバトンを渡したことで、プロ初ホールドが灯りました。

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10月1日 田村選手がプロ初盗塁

田村選手のプロ初盗塁
内容
2回表 2盗
 10月1日のDeNA戦。

 この日、「7番・レフト」でスタメン出場した田村選手は2回表、2アウトランナーなしからライト前にヒットを放ち、出塁すると、続く二俣選手の打席で、相手投手のモーションを見事に盗み、2塁への盗塁を成功させました。これが田村選手にとってプロ初盗塁となりました。

 カープはこの日、敗れれば、CS進出が絶望的になる状況でした。特別な緊張のある試合の中で、田村選手がしっかりと打撃で結果を残し、しかもプロ初盗塁まで決めました。2軍でもシーズンに1〜2個程度の盗塁を決めたのみですが、1軍の試合の中で決めた初盗塁は、比較的ゆとりのあるものでした。けして足が遅いわけではないだけに、これから意表を突く盗塁も見せてほしいと思います。

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9月23日 森投手がプロ初完投

森投手のプロ初完投投球成績
8 30 95 5 4 1 1 1

 9月23日の中日戦。

 この日の先発は森投手。立ち上がりにいきなりスコアリングポジションにランナーを進められ、ピンチを迎えますが、その後の打者を抑え、無失点で切り抜けます。2回以降はストレートに加え、カットボール、チェンジアップ、フォーク、スライダー、カーブと、とにかく多彩な変化球を低めに集め、5回まで中日打線を1安打に抑えました。

 6回に2アウトからヒットでランナーを許し、続く打者に右中間を破る2塁打を浴び、1点を失ってしまいました。しかし、その後も変化球を上手く織り交ぜる頭脳的な投球で、8回までを投げ抜きました。テンポも良く、与えた四球はわずか1つ、ストライク先行の投球で、8回まで95球と、理想的なピッチングを展開しました。

 ただ、この日のカープ打線は中日投手陣の前にわずか2安打に抑え込まれ、最後まで6回に失った1点を埋めることは出来ませんでした。ビジターでの登板で、リードを許した状態ということもあり、9回裏の中日の攻撃はないまま試合終了。森投手にとっては、わずか1点に泣く「完投負け」という形になりましたが、これがプロ初完投となりました。

 森投手はこれまで最長でも7回途中で降板していましたが、この日は自己最長の8イニングを投げ、しかも相手打線を5安打、1失点に抑える素晴らしいピッチングでした。それでも負け投手になったのは残念でありません。ただ、バンテリンドームナゴヤは森投手自身、ルーキーイヤーの2022年にプロ初勝利を挙げた思い出の地…そこでプロ初完投も達成し、相性の良さは感じていると思います。次こそは打線もしっかりと援護して、完投勝利を実現してほしいものです。

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9月15日 常広投手がプロ初登板初先発初勝利

常広投手のプロ初登板初先発初勝利投球成績
5 25 92 7 4 3 1 1

 9月15日のDeNA戦。

 首位で9月を迎えながら、一気にブレーキがかかり、1つ勝てば長いトンネルに入るの繰り返しで、カープにとって優勝がかかったマツダスタジアムでの巨人3連戦に3連敗、続く阪神との2連戦も連敗…優勝が一気に遠のく6連敗で、どん底に落ち込んだ中で、ドラ1ルーキー・常広投手がついに1軍でのデビューを、しかも初先発という形で迎えました。

 初回からストレートは最速153キロをマークし、先頭打者には決め球のフォークでいきなり3球三振!プロ初の奪三振をマークしました。2アウトから連打でピンチを招きますが、ベテラン・宮崎敏郎選手からやや甘く入ったフォークでしたが、見逃し三振を奪い、ピンチを脱しました。

 得点力不足で、もはや先発投手の好投を何度も見殺しにしてきた打線でしたが、この日は初回からいきなり4点の強力援護。2アウト1塁からの4連打はお見事で、続く2回も1点を加え、2回までに5点をリードし、常広投手をもり立てました。

 常広投手は3回に連打でノーアウト2・3塁とピンチを招きますが、菊池選手の外野へ抜けるかというような頭上への打球を華麗なジャンピングキャッチ!味方の好守にも助けられ、このピンチをなんとか1失点でしのぎました。5回まで投げ、すべてのイニングでランナーを背負う苦しいピッチングではありましたが、それでもその1失点で抑え、味方は10点の大量援護。そのおかげもあって、プロ初登板初先発を見事初勝利で飾りました。

 チームが大型連敗に苦しむ中でのマウンドは、当然緊張もあったでしょう。チームが優勝への瀬戸際にあった大事なマウンドがデビュー戦で、しかも5回には後に骨折が判明する山本祐大選手への死球がありました。動揺しても不思議ではない中でも、しっかりと5回を投げ抜き、味方の援護に応えるピッチングを見せてくれました。

 ルーキーイヤーは学業を優先しなくてはならない時間も多く、なかなか調整が思うように進まない時期もありました。しかし、1年目で初勝利を手に出来たことで、近い将来は先発ローテーションの一角に入り、新人王も狙えるのではないかという期待感も膨らむ初モノ尽くしのデビュー戦でした

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8月6日 アドゥワ投手がプロ初完封勝利

アドゥワ投手のプロ初完封勝利投球成績
9 32 133 3 3 3 0 0

 8月6日の巨人戦。

 優勝を争うライバルの一角である巨人と、敵地・東京ドームでの3連戦、ひいては9連戦というこの年最大の大型連戦の初戦という重要な試合の初戦の先発マウンドを託されたのがアドゥワ投手でした。プロ2年目の2018年に中継ぎで1軍デビューを果たし、その年のカープのリーグ3連覇に貢献し、その後は先発転向、右肘の故障など波乱含みのプロ野球人生を送り、プロ8年目のこの日、1軍での自身100試合目の登板でした。

 アドゥワ投手の課題は立ち上がりでしたが、この日のアドゥワ投手は序盤からストライク先行で、ゾーンの中で持ち球を駆使し、しかも低めに集めるピッチング。それを示すように、3回までの9つのアウトのうち、実に7つがゴロアウト。けして目の覚めるような豪快なストレートがあるわけではなく、ただ高身長を活かした角度ある球筋と、ストレートでも微妙に揺れ、ナチュラルに動く独特の軌道…アドゥワ投手の持ち味が凝縮されたピッチングでした。

 試合も中盤以降になると、少しずつストライク先行からボール先行が目立つようになりました。それとともにランナーを背負う場面も増えてきました。6回には連打をきっかけに2アウト満塁のピンチを招きますが、この場面でしっかり低めに投げきり、最後はストレートで相手打者をセカンドゴロにねじ伏せました。

 今季、先発に挑戦しながらも、なかなか打ち破れなかった7回の壁。しかし、この日は打線も先制、中押し、ダメ押しとしっかり援護してくれたこともあり、7回以降もピッチングが続きました。確かに未知なるイニング数、球数も100球を超え、疲れも出てきたのでしょう。さすがに序盤のようなコントロールはなくなり、ボールにバラつきが出てきました。しかし、やや荒れ球が目立ってきたことが、かえって相手打者からすれば狙いを絞りにくくなったのかもしれません。

 そして、巨人のスコアボードに8個のゼロを並べ、いよいよ9回のマウンドに。立ち上がりに比べ、コントロールが高めにいくことも増えてきましたが、それを逆手にとって、今度はフライアウトが増えてきました。先頭打者をライトフライに抑えると、続く打者を三振、そして最後の打者をセンターフライに抑え、見事な完封勝利を達成しました。

 アドゥワ投手は先発に転向した2019年の5月12日、DeNA戦で9回1失点で完投勝利を達成したことはありました。それが母の日だったことは印象深く記憶に残っています。しかし、完封勝利となると自身初。しかも、冒頭のとおり、自身100試合目の登板で、しかも8月6日という広島、そして日本にとって特別な日に、プロ初完封という大きな仕事をやってのけました。

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7月30日 玉村投手がプロ初完投勝利

玉村投手のプロ初完投勝利投球成績
9 32 133 5 8 0 3 0

 7月30日のDeNA戦。

 マツダスタジアムでもカード初戦の先発マウンドには、オールスター休み期間は2軍で調整し、この日の登板のために1軍登録となった玉村投手。5月下旬から先発ローテーションには入っていたものの、この試合まで7度の先発で1勝にとどまっていました。

 この日の先発マウンドで、持ち球をフルに使った投球を見せるという意気込みを示し、まず初回はストレート主体の投球で、3人でピシャリと抑えます。立ち上がりには課題があった玉村投手でしたが、この日はややボールが高めに浮きながらも、ストレートに球威もあり、2人から三振を奪う文句なしのスタートを切りました。2回以降はスライダーやカーブ、チェンジアップと持ち球を駆使しながら、左打者には外角に、右打者に対しては緩急をつけながら、全体的にはゾーンの高低を活かすピッチングで3回までパーフェクトに抑えます。4回、5回も2アウトからヒットを許しますが、続く打者をしっかりと抑え、スコアボードにゼロを並べ続けます。

 6回には先頭打者を低めへのチェンジアップで空振り三振、続く打者には高めに2球投げた後、外角低めへのスライダーで空振り三振、最後もストレートとスライダーのコンビネーションで空振り三振と、3者連続三振という圧巻のピッチングを展開。さらに今季はなかなか超えられなかった7回の壁も乗り越え、7回、8回と相手打線を3人でピシャリと切り抜けました。

 打線の6点の援護もあり、いよいよプロ初完封勝利がかかった9回のマウンドに!この試合、初めて先頭打者を出塁させたものの、2アウトまで奪います。しかし、あと1人のところでヒットで出塁を許し、1・3塁のピンチを迎え、打席には4番の牧秀悟選手。

 その3球目を打ち上げ、ファースト、1塁側ベンチ前へのファウルフライかと思いきや、ここで途中からファーストの守備についていた田中広輔選手がまさかの落球…この後、牧選手に高めのストレートをレフトスタンドに運ばれてしまいました。初完封はまさかの形で消えましたが、それでも続く打者を抑え、何とかプロ初完投勝利をつかみとりました。しかも無四球!高卒から入団した左腕としては2016年の戸田隆矢投手以来となる見事な完投勝利(戸田投手は完封勝利)となりました。

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7月21日 長谷部投手がプロ初登板

長谷部投手のプロ初登板投球成績
1 3 11 0 0 1 0 0

 7月21日の阪神戦。

 2−12と10点のビハインドで敗色濃厚の展開となった7回裏、この日の5番手としてマウンドに上がったのが2年目の長谷部銀次投手でした。7月16日にプロ入り後初の1軍昇格を果たし、その後はベンチを外れる試合もあり、登板機会がなかったのですが、この大量ビハインドの展開でチャンスが巡ってきました。

 1軍初登板は大観衆でビジター感の強い甲子園球場が舞台。かなり緊張しているかのような表情で、それは投球にも表れていました。先頭の木浪選手に対して、ストレートが高めに浮き、なかなかストライクが奪えない中で、内角のストレートをひっかけさせ、サードゴロに抑えました。

 しかし、続く打者に四球を与えてしまいましたが、1アウト1塁から豊田選手に対して、高めのボールの後の2球目、やはり高めのストレートを引っかけさせ、サードゴロゲッツーに抑え、この回をゼロに抑えました。内容としてはコントロールがなかなか定まらない中で、結果オーライという印象は否めませんが、何とか1回を無失点という結果を残しました。社会人から入団し、2年目でようやく果たした1軍のマウンドではかなりの緊張感で、コントロールが定まらなかったものの、ストレートには球威を感じさせ、結果としてはまずまずの1軍デビューとなりました。

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6月11日 佐藤選手がプロ初安打

佐藤選手のプロ初安打&初打点
内容
4回表 右安打 0
 6月11日の西武戦。

 6月7日に支配下登録された育成ルーキーの佐藤啓介選手が、9日のロッテ戦に続き、2試合連続でスタメン出場となりました。この日は相手が右腕の今井達也投手ということもあって、打順はプロ初スタメンの試合より1つ繰り上がって、「7番・ファースト」。その第1打席はレフトフライに終わりました。

 そして4回表の第2打席。2アウトながらランナー1塁という場面で打席に立ちました。今井投手に対して2ボールからの3球目でした。おそらくはボールカウントを悪くしたくないところで、ストライクを取りにくるのでは…と狙っていたのかもしれません。佐藤選手らしくしっかりと迷いなく振り抜いた打球は、鋭い当たりで1・2塁間を破るライト前ヒットとなりました。そしてこれが佐藤選手にとって嬉しいプロ初安打となりました。2軍では打率トップに立つほど、ヒットを量産してきた佐藤選手。打力が認められての支配下登録となりましたが、1軍ではなかなか初安打を放つのは難しく、5打席目にしてようやくヒットを放つことが出来ました。

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6月9日 佐藤選手がプロ初出場&初スタメン&初打席

佐藤選手のプロ初スタメン試合成績
3 0 0 1 0
佐藤選手のプロ初打席
内容
2回裏 投ゴロ 0
 6月9日のロッテ戦。

 この日の2日前に念願の支配下登録を勝ち取った育成2位ルーキーの佐藤啓介選手が初の1軍昇格を果たし、しかもすぐさま「8番・ファースト」でスタメン出場を果たしました。今季のルーキー勢では初めての1軍昇格であり、佐藤選手にとってプロ初出場であり、初スタメンとなりました。

 初打席となった2回裏。1アウト1塁の場面で、ロッテ先発のメルセデス投手の初球から積極的に打ちにいった当たりは、外寄りのスライダーを引っ掛けたボテボテのピッチャーゴロとなりましたが、これを相手投手は1塁へ悪送球となり、エラーで初出塁となりました。続く4回の第2打席はフルカウントまで粘りましたが、7球目を空振り三振。さらに6回の第3打席は外寄りのカーブに上手くタイミングを合わせ、ショート頭上を越えるかという当たりでしたが、惜しくもショートフライに終わり、この回でベンチに下がりました。

 結果は3打数ノーヒット。しかし、ファーストの守備は無難にこなしました。打撃は、なんせ初対戦の相手が左腕であり、この試合の時点ではパリーグトップの防御率を誇っていただけに、1軍の最高峰のレベルの投手といきなり相対したわけですから、そう簡単に打てるわけではありませんが、食らいつく、そして初球から積極的にいく佐藤選手らしさを見せてくれたように感じます。

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6月7日 末包選手がプロ初盗塁

末包選手のプロ初盗塁
内容
2回裏 2盗
 6月7日、ロッテ戦。

 0ー0で迎えた2回裏。この日、4番・レフトでスタメン出場していた末包選手がこの回の先頭打者として打席に入り、ショートゴロとなりましたが、相手のショート・友杉選手のファンブルで出塁しました。続く田中選手に対する初球に、末包選手はいきなりスタートを切りました。投手の球は内角低めに外れ、捕手としてはセカンドに送球しにくいものとなり、好スタートを切った末包選手は見事2塁への盗塁を成功させました。これが末包選手にとってプロ3年目で嬉しいプロ初盗塁となりました。

 体重112キロという巨漢の末包選手の盗塁…相手にとっては意表を突くものだったと思います。しかし、末包選手は社会人・大阪ガス時代も日本選手権で盗塁を記録しており、実は50m6秒2と、けして足は遅くない…むしろ意外な足の速さがあります。

 6月4日の日本ハム戦の4回裏、末包選手は四球で出塁し、すかさず2塁へ盗塁を狙いましたが、残念ながら失敗に終わりました。2点を先制された直後で、先頭打者としての四球だっただけに、この盗塁失敗は反撃の勢いをそぐ、相手を助けるものとなっただけに悔しさもあったと思います。それからわずか3日後のプロ初盗塁は、得点には至らなかったものの、前回失敗の悔しさを晴らすものとなったのではないでしょうか。

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5月31日 二俣選手がプロ初盗塁

二俣選手のプロ初盗塁
内容
8回表 2盗
 5月31日のソフトバンク戦。

 1ー1の同点で迎えた8回表のカープの攻撃は、先頭の会沢選手が内野安打で出塁し、バントとファーストゴロで2アウト3塁とチャンスが広がり、打席には代打の切り札・松山選手が向かいますが、申告敬遠で1・3塁に。ここで、松山選手に代わって代走として送られたのが二俣選手でした。

 続く菊池選手の打席、その3球目で二俣選手は2塁へ盗塁成功。相手もダブルスチールや暴投を警戒し、無理にセカンドに送球しない、最も盗塁を決めやすい場面ではありましたが、二俣選手にとってはプロ4年目、支配下登録2年目で、ウエスタンリーグでも2023年に1つ盗塁を決めたのみでしたが、1軍の舞台で、たとえフリーの状況であったにしても、嬉しい初盗塁となりました。

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5月25日 河野投手がプロ初セーブ

河野投手のプロ初セーブ試合成績
1 4 15 1 3 0 0 0

 5月25日のDeNA戦。

 試合の前半は点の取り合いとなり、1点ビハインドの8回に石原選手の同点ホームランで試合を振り出しに戻し、延長線に突入するほどにもつれました。そして延長12回表、カープにとって最後の攻撃で、坂倉選手、二俣選手のタイムリーに3点を奪い、一気に勝利に近づきました。

 この日、先発の玉村昇悟投手が3回で降板し、以降は中継ぎ陣が1〜2イニングを必死につないできました。そして、延長12回裏…いよいよブルペンに残るラストピッチャーとなった河野投手がマウンドに上がりました。もうこれ以上、代えの投手はいない、万が一、危険球退場や故障などの不測の事態となれば、菊池選手か矢野選手を登板させる…新井監督の中にはそのような起用も頭にあったそうです。

 しかし、そんな心配をよそに河野投手は先頭打者から見逃し三振を奪うと、ヒットを許すも、その後、コーナーにズバッと見逃し三振、最後は高めに威力のあるストレートで空振り三振と1イニングを無失点に切り抜けました。即戦力として期待されながら、なかなか1軍では思うような結果が残せず、2年目も開幕1軍入りしながら、1試合の登板で2軍降格。再昇格を果たしても登板機会が巡ってこない中で、総力戦となった試合の最後の投手として登板し、2年目にして嬉しいプロ初セーブとなりました。

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5月25日 黒原投手がプロ初勝利

黒原投手のプロ初勝利試合成績
1 4 12 0 1 1 0 0

 5月25日のDeNA戦。

 カープ先発・玉村投手が3回で降板し、その後は中継ぎ陣が必死の継投を見せ、野手陣も劣勢の展開を粘り強く同点にし、試合は6−6というスコアで延長戦の突入しました。

 そして延長11回裏、マウンドにはなんと8番手として黒原投手が上がりました。前日も登板しており、連投のマウンドとなりましたが、それでも2つのアウトをしっかり奪い、3人目…関根選手への初球が背中にまともに直撃する死球。開幕3戦目で先発した際、同じ横浜スタジアムで、しかも先頭打者への3球目で、頭部への死球を与えてしまい、危険球退場になった…そのときのことがどうしても頭をよぎりました。

 しかし、黒原投手は続く選手をしっかりセンターフライに抑え、1イニングを無失点で抑え、延長12回の攻撃に望みをつなげました。死球で動揺しそうなところを、しっかり抑えることが出来た…頼もしくなったものです。そして、その延長12回、小園選手が2塁打でチャンスを作り、坂倉選手のタイムリーで勝ち越し、さらに二俣選手の2点タイムリーも飛び出し、一挙3点!そのまま逃げ切り、カープが勝利を飾りました。

 それとともに、黒原投手にも3年目にして待望のプロ初勝利が灯りました。前年には、先発登板で、味方の大量援護がありながら、試合を作れず、無念の降板となった試合もありました。そして今年も、先発で勝利投手の権利を持って降板したものの、中継ぎがリードを守れず、勝ち星がするりと逃げたこともありました。プロに入り、特に死球がらみでいろいろありましたが、ようやく勝ち星が転がり込んできただけに、感慨深いプロ初勝利となりました。

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4月25日 黒原投手がプロ初安打&初打点

黒原選手のプロ初安打&初打点
内容
4回表 左3塁打 1
 4月25日のヤクルト戦。

 この日、先発のハッチ投手が2回に6失点の炎上で、早々にマウンドを降り、3回から2番手として登板していた黒原拓未投手。4回表、2アウトランナー1塁の場面で打順が回ってきました。通常ならば代打なのでしょうが、ロングリリーフとしての登板ということもあり、中継ぎとしては珍しく打席に立ちました。

 ヤクルト先発・高橋奎二投手の2球目、外寄りの変化球に対して逆らわずにレフト方向へ流した当たりは、レフトへのライナーになるかと思った矢先、レフトを守るサンタナ選手は落下点近くに入ったものの、どうやら照明が目に入ったらしく、打球を見失い、グラブをかすめて後方へと転々とする間に、1塁ランナーはホームイン、そして黒原投手も3塁まで進みました。黒原投手は2023年に3打席立ち、いずれも三振。そして今季は1打席に立ちましたが、ヒットはなし。つまり、これが黒原投手にとってプロ初安打であるとともに、プロ初打点のオマケ付きとなりました。そしてこのシーズンの黒原投手のヒットはこの1本のみで、シーズン終了まで打率10割を維持しました。プロ初安打が3塁打というのは珍しいケースですね。この日は投手としてプロ初勝利の可能性もありましたが、残念ながら終盤に逆転を許し、それは消えてしまいました。

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4月25日 二俣選手がプロ初スタメン&初本塁打&初打点

二俣選手のプロ初スタメン試合成績
2 1 1 0 1
二俣選手のプロ初本塁打&初打点
内容
2回表 左本塁打 1
 4月25日のヤクルト戦。

 この日のヤクルトの先発が左腕の高橋奎二投手だったこともあり、4月19日の巨人戦ではプロ初安打を放っていたこともあり、ついに二俣翔一選手に「7番・レフト」でスタメンのチャンスが巡ってきました。これが4年目にして初のスタメンとなりました。

 そして、その第1打席。2アウトランナーなしの場面で打順が回ってきました。1ボール1ストライクからの3球目、真ん中高めのスライダーでした。しっかりと振り抜きながらも、フィニッシュは少し体勢を崩した形にはなりましたが、打球はやや低めの放物線を描き、カープファンが待つレフトスタンドへ!なんとスタメン初打席でいきなりプロ初ホームラン、しかもプロ初打点となりました。

 第2打席はサードゴロに終わりましたが、6回表、先頭打者としての第3打席はフルカウントから粘っての四球。この出塁から、秋山選手のタイムリーで生還し、一時は勝ち越しとなるホームも踏みました。3打席のうち、2打席で出塁する活躍を見せました。

 二俣選手はかつてから、あの鈴木誠也選手のようになれる可能性を秘めた逸材だと非常に評価の高い選手です。まだ線が細い印象ですが、その素質をこの日のプロ初ホームランにも感じます。そして、育成ドラフトで高卒からカープに入団した選手としては球団史上初となるホームラン&打点という記念すべき「初モノ」も達成!何かもってる選手ですね。

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4月19日 二俣選手がプロ初安打

二俣選手のプロ初安打
内容
8回裏 左安打 0
 4月19日の巨人戦。

 両チームの投手陣が譲らず、0−0というこう着した試合展開となりました。そんな状況で迎えた8回裏、島内投手に代わって、代打で登場したのが二俣翔一選手でした。今季、1軍デビューを飾ったものの、ここまでは3打数ノーヒットという成績でした。

 巨人2番手の変則左腕・高梨雄平投手の投じた2球目、内寄りのストレートをしっかりと振り抜き、打球は三遊間を抜け、レフト前に運ぶ嬉しいプロ初安打となりました。残念ながら、これが試合の均衡を破るきっかけとはなりませんでしたが、実力ある投手から放ったプロ初安打は、今後への期待の高まる一打となりました。

 なお、カープが過去に育成ドラフトで獲得した高校生野手で、カープで支配下登録後に1軍昇格を果たし、試合に出場したのはこの日の段階で持丸選手と二俣選手の2人のみですが、プロ初安打を放ったのは二俣選手が球団初となります(なお、2011年の育成ドラフト4位で入団した三家和真選手は、ロッテに支配下選手として移籍後にプロ初安打を記録しています)。カープの育成ドラフトで新たな歴史を作りだしたプロ初安打にもなりました。

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4月17日 久保選手がプロ初安打

久保選手のプロ初安打
内容
8回裏 左安打 0
 4月17日のDeNA戦。

 この日は、それまでずっと低迷続きだった打線がようやくつながり、このシーズン初となる2ケタ得点で勝利を飾った試合でした。そんな試合で、途中からセンターの守備に就いていた久保修選手。8回裏にこの日の初打席が巡ってきました。

 直前で石原貴規選手に3年ぶりのホームランが飛び出し、球場が盛り上がる中で、その勢いに乗っていくかのようにDeNAの中継ぎ右腕である森原康平投手の初球、内角寄りのストレートを積極的に振りにいき、打球は三遊間を破るレフト前へのヒットとなりました。これが嬉しいプロ初安打でしたが、事前に「ストレートで来るだろう」という読んでいたそうで、見事に予測が的中した打席でした。

 今季は開幕から守備固めとしての起用で、右中間を破りそうな打球をフェンスに直撃しながらキャッチしたりと、積極的な守りでチームを盛り上げていた久保選手。しかし、打つ方ではこの打席に入るまで、8打数ノーヒット、4三振と1軍のレベルの高さの前に、なかなか初安打が遠かったのですが、9打席目にしてついに放ったプロ初安打となりました。

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4月4日 久保選手がプロ初スタメン

久保選手のプロ初スタメン試合成績
3 0 0 2 1
 4月4日のヤクルト戦。

 この日、相手の先発が左腕の高橋奎二投手ということもあり、2年目の久保修選手が「8番・センター」でプロ初スタメンとなりました。プロ2年目で初の開幕1軍を勝ち取り、すでにプロ初出場を果たした中で、ようやくつかんだスタメンのチャンスでした。

 そんな久保選手の第1打席は150キロに届くストレートに翻ろうされ、バットを振れども当たらず、空振り三振に。続く打席はカーブを引っ掛けサードゴロに終わり、第3打席は死球で初めて出塁しましたが、4打席目は相手の中継ぎ右腕・エスパーダ投手のストレートに対してすべて空振りの三振に倒れ、結局、3打数ノーヒット、2三振という結果に終わりました。オープン戦では本塁打を放つなど結果を残し、開幕1軍を勝ち取った久保選手ですが、出場機会が限定的になり、しかも公式戦に入ったことで、1軍のレベルの高さを痛感したプロ初スタメンとなりました。

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4月4日 二俣選手がプロ初出場・初打席

二俣選手のプロ初出場・初打席
内容
6回裏 遊ゴロ 0
 4月4日のヤクルト戦。

 3月31日に、故障で離脱したシャイナー選手とレイノルズ選手に代わって、1軍昇格を果たした二俣選手が6回裏、塹江投手の代打として、プロ初出場を果たしました。そのプロ初打席はヤクルト・高橋奎二投手に対して、変化球を引っ掛け、ショートゴロに終わりました。

 昨年、支配下登録を勝ち取り、1軍初昇格も経験しましたが、出場機会がないままに2軍に降格した二俣選手。打撃センスの高さはあの鈴木誠也選手のようだと評価も高く、右のスラッガーとして期待を集めています。また内野守備もユーティリティ性が高く、元々捕手であった強肩を活かして、守備力は格段に向上しました。前年、1軍昇格を果たしながら、出場機会がないまま降格した悔しさがあったはず。ようやく実ったプロ初出場、初打席…ようやくプロとしてのスタートを切った試合でした。

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3月31日 田村選手がプロ初打点

田村選手のプロ初打点
内容
2回表 一ゴロ 1
 3月31日のDeNA戦。

 開幕3戦目となったこの日の試合。開幕からスタメン出場が続いているプロ入り3年目の田村選手ですが、自身初の開幕スタメンも4打数4三振、続く2戦目も3打数ノーヒットと、快音を響かせることが出来ない中で、この日の第1打席はノーアウト2・3塁というチャンスの場面で巡ってきました。

 DeNA先発の大貫晋一投手に対して、2球目、外角低めの変化球を弾き返しましたが、結果はファーストゴロ。しかし、カープが1点のリードを許した展開ということもあり、また、相手のファーストは定位置からやや後ろ寄りのポジションを取っていたこともあり、3塁走者・秋山選手が生還し、同点に追いつきました。チャンスの場面で凡打とはなりましたが、プロ初打点をマークしました。ただ、試合の流れからすれば、先制を許した直後の得点による同点…タイムリーではないとはいえ、泥臭く奪ったこの田村選手のプロ初打点により、チームは試合を立て直すことができ、最終的には勝利につながった貴重な1点となりました。

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3月30日 久保選手がプロ初出場&初打席

久保選手のプロ初出場・初打席
内容
6回表 中飛 0
 3月30日のDeNA戦。

 プロ2年目にして、自身初の開幕1軍の切符を手にした久保選手。オープン戦の終盤に見せたホームランや好守といった猛烈アピールが実を結びました。

 そんな久保選手…昨年は1軍昇格の経験はあったものの、出場機会がないまま2軍に降格となりました。しかし、この日、6点ビハインドという苦しい展開となった6回表、大道投手の代打として、久保選手はプロ初出場を飾りました。相手はDeNA先発・平良投手であり、打線はここまでノーヒットに抑え込まれていました。そして、いきなりその初球でした。低めのカットボールを積極的に打ちにいきましたが、残念ながらセンターフライに終わりました。この日の出場は代打のみでしたが、1年目には達成できなかった1軍デビューを飾り、プロとしての第1歩を刻みました。

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