今季のプロ初○○!!<2014年シーズン版>


9月25日 鈴木誠選手がプロ初本塁打

鈴木誠選手のプロ初本塁打
内容
1回表 右本塁打 1

 将来のカープの4番が徐々に1軍で頭角を現し始めた2年目のシーズン。この年のシーズン終盤には1番・ライトでスタメン出場を果たす機会も増えてきました。その中で、この試合も1番・ライトで先発出場となり、ヤクルトのベテラン左腕・石川選手の初球をとらえて、ライトスタンドに運ぶ豪快な一発!先頭打者で、しかも初球を、さらにプロ初本塁打!さすが、将来4番を務めることになる選手はやることがド派手です。

 将来、4番としてシーズンに何本もホームランを打つことになる鈴木選手。それでも、1本目というのは必ずあります。ベテラン左腕から放った豪快なプロ初アーチ…これが鈴木選手の右の長距離砲としてのスタートとなったのです。

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9月6日 大瀬良投手がプロ初完封勝利

大瀬良投手のプロ初完封勝利試合成績
9 32 126 5 10 1 0 0

 期待のドラ1ルーキー・大瀬良投手はこの日まで7勝をマークしていました。

 そして臨んだこの日の試合。初回に松山選手がライトへのタイムリーヒットを放ち、先制点を奪いました。しかしその後、打線の援護はなく・・・。一方の大瀬良投手はスコアリングポジションにランナーを置くピンチもありましたが、何とか耐えぬきました。尻上がりに調子を上げていった大瀬良投手は、あれよあれよと横浜DeNA打線を抑え、8回までゼロを並べます。

 そして9回。3番から始まる、どこからでも一発が飛び出してもおかしくないような局面。しかも場所は敵地。打線の援護は初回の1点のみという、いわゆる「スミ1」という最大級にプレッシャーがかかる場面で、ブランコ選手からはこの日10個目となる三振を奪うと、最後は筒香選手をレフトライナーに抑えて、最後までゼロを並べることに成功しました。これが将来のエース、プロ初の完封勝利となりました。

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7月16日 戸田投手がプロ初勝利

戸田投手のプロ初勝利試合成績
5 23 81 7 5 3 4 4

 高卒1年目から1軍で、1試合ながら先発を経験した戸田投手。それだけ将来の先発左腕としての期待が高かった中で、2014年は先発に中継ぎにと、登板機会が一気に増えてきました。そしてこの日の横浜DeNA戦で、戸田投手は先発を任されました。

 戸田投手は4回まで、ランナーを出しても併殺に抑えるなど、落ち着いたピッチングでスコアボードにゼロを並べます。一方で打線もキラ選手やエルドレッド選手の一発など、4回までに4点の援護をしてくれました。しかし、勝利投手の権利を得られる5回。かなり意識したのでしょう。バックの好守にも守られたのですが、横浜DeNA・筒香選手に同点に3ランを浴びてしまうなど、4失点。あっさりと貯金を吐き出してしまいました。

 ただ、直後に味方打線の援護もあって、再びリードを奪い、そのまま逃げ切ったことで、戸田投手に3年目にして嬉しいプロ初勝利がともりました。この試合は11−7という乱打戦でしたが、打線が援護してくれたことで、戸田投手のプロ初勝利につながったのでしょう。野手に感謝の1勝であり、これを弾みに、これからは自分の力で勝利をもぎ取ってほしいと思う1勝でもありました。

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7月15日 池ノ内投手がプロ初登板

池ノ内投手のプロ初登板試合成績
1 6 24 1 0 2 0 0

 育成ドラフトで入団して、支配下登録された選手はけして多くはありません。しかし、そこから実際に1軍に昇格して、試合に出場した選手は、この池ノ内投手が球団史上では2人目、投手では初めてとなります。

 先発・九里投手が序盤から失点し、早々にマウンドを降りたことで池ノ内投手にプロ初登板のチャンスが巡ってきました。先頭打者を抑えたものの、四球とヒットでピンチを作り、打席には横浜DeNA・筒香選手。迎えた強打者をサードゴロに抑え、さらに四球の後、最後はピッチャーゴロで何とかピンチを脱しました。何とか1回を無失点に抑えたという結果を残しました。カープの育成ドラフト出身の投手では初めてとなる1軍マウンド、それは球史に名を残した投手ということになります。

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6月18日 高橋選手がプロ初出場&初スタメン

高橋選手のプロ初出場&初スタメン試合成績
4 0 0 1 0

 2012年のドラフト1位でカープに入団した高橋大樹選手。2軍ではパンチ力ある打撃でアピールし、ついに1軍昇格のキップをつかむと、この日の東北楽天との交流戦で8番・指名打者として、プロ初出場をスタメンで飾りました。

 スタジアムに集まったカープファンから暖かい拍手で迎えられて、打席に立った高橋選手。プロ初打席は当時、東北楽天の左腕だった川井投手からレフトフライに終わりました。この日は結局、レフトフライ、サードファウルフライ、三振、ライトフライと4打数ノーヒット。初出場&初スタメンで、ゲームセットまでスコアボードに名を連ねはしましたが、初安打とまではいきませんでした。でも、非常に勢いのあるファウルを放つなど、パワーの片鱗を見せたデビューでした。

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5月25日 一岡投手がプロ初セーブ

一岡投手のプロ初セーブ試合成績
1 4 16 1 2 0 0 0

 FA人的補償で巨人からカープに入団して、中継ぎとして欠かせない戦力となってきた一岡投手。カープではすでにプロ初勝利も達成し、それから約1ヵ月後の交流戦・埼玉西武との一戦で、ついにプロ初セーブを達成しました。

 埼玉西武に先制を許しながら、その直後に逆転し、7回には白濱選手のプロ11年目にして初本塁打が貴重な追加点となり、リードを2点にしたカープ。9回からは一岡投手がマウンドに上がりました。いきなり先頭打者にヒットを浴び、盗塁も決められ、無死2塁のピンチを招きましたが、バックの好守にも助けられて、何とかゼロで抑え、2点のリードを守りきってのプロ初セーブ。中継ぎ投手としては、プロ初勝利も嬉しかったでしょうが、プロ初セーブはさらに大きな喜びだったのではないでしょうか。

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5月25日 白濱選手が11年目でプロ初本塁打

白濱選手のプロ初本塁打
内容
7回裏 左本塁打 1

 高校時代は通算28本塁打とパンチ力ある打撃も魅力でした。2003年にドラフト1位でカープに入団し、プロ11年目を迎えたこのシーズン。この年は、一時期、バリントン投手とバッテリーを組む機会が増え、1軍に定着した時期でもありました。

 そしてこの日はマツダスタジアムでの埼玉西武戦。この日、「8番・キャッチャー」でスタメン出場した白濱選手は、バリントン投手とのバッテリーで、7回まで相手打線を1失点に抑えていました。そして7回裏、1死ランナーなしからでした。埼玉西武・岡本洋投手の初球、高めの変化球を見事に捕らえ、快音を残した打球はレフトスタンドへ!プロ11年目にようやく放った本塁打は、チームの勝利を手繰り寄せ、5連敗の危機を救うような一発となりました。

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5月24日 庄司選手がプロ初打席

庄司選手のプロ初打席
内容
9回表 一ゴロ 0

 2009年のドラフト4位でカープに入団した庄司選手。この年で5年目のシーズンを迎えたのですが、前年まで1軍昇格すら果たすことが出来なかった中で、この試合の3日前、5月21日に念願の1軍初昇格を果たしました。

 そして1軍で待望の初打席となったのは、5月24日の交流戦・オリックス戦。1−8と大きくビハインドの展開で迎えた9回表1死1・2塁。西原投手の代打で出場し、ファーストゴロに倒れました。このゴロで1塁ランナーがセカンドフォースアウトで、庄司選手自身は1塁走者として生き残りましたが、続く菊池選手はライトフライに終わり、試合終了となりました。ただ、庄司選手にとっては、この年の最初で最後の出場機会でしたが、1軍デビューとなり、5年目にしてようやくプロでのスタートを切った試合でもありました。

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5月17日 田中選手がプロ初盗塁

田中選手のプロ初盗塁
内容
7回表 二盗 0

 スタメンから外れていたルーキー・田中選手ですが、7回表に当時のエース・マエケンの代打として出場し、内野安打となりました。続く梵選手の打席の際に、田中選手は2塁へ盗塁を決めて、これがプロ初盗塁となりました。負けている展開で、しかも2死ランナーなし、失敗しても次の回は1番・梵選手から…このような状況でしたから、盗塁させやすい場面ではありました。

 後にリードオフマンとして盗塁王も獲得する田中選手ですが、プロ初盗塁は、盗塁しやすい局面で、しかも意外にもデビューから1ヵ月半近く経った頃…俊足も武器の田中選手としては、意外と遅い初盗塁だったのです。。

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5月1日 大瀬良投手がプロ初完投勝利

大瀬良投手のプロ初完投勝利試合成績
9 36 148 8 7 2 1 1

 この年、3球団競合の末に獲得した期待の即戦力ルーキー・大瀬良投手。この日の試合開始前まで、すでに2勝をマークしていました。

 この日は阪神との試合。先発のマウンドに上がった大瀬良投手は2回まで3人ずつで抑える完璧な立ち上がり。3回には無死1・2累のピンチを招きますが、相手のバントミスなどにも助けられて、ピンチを脱します。その後も、7回以外は毎回のようにランナーを出すピッチングとなりましたが、決定打を許さず、8回までスコアボードにゼロを並べ続けます。

 その間に打線も3回、4回、5回と、1点、2点、3点と積み重ねるように得点を奪い、大瀬良投手を援護しました。プロ初完封がかかった9回、先頭打者のゴメス選手に一発を浴びたことで、完封を逃してしまいました。しかし、プロ初完投へ…その壁はけして低くはなく、2死から連打で2・3塁のピンチ。最後の打者を何とかセカンドゴロに抑えて、プロ初完投勝利となりました。6点の大きなリードがあったからこその完投勝利ということになりましたが、これも未来のエースへ向けての大きな経験となった勝利でした。

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4月27日 一岡投手がプロ初勝利

一岡投手のプロ初勝利試合成績
1 3 14 0 0 0 0 0

 この年、巨人へFA移籍した大竹寛投手の人的補償としてカープに入団した一岡投手。持ち前の豪快なストレートを活かしたピッチングで、1軍の中継ぎとして、首脳陣の信頼をつかみつつあるところで、この試合に登板するまで、すでに12試合、中継ぎでマウンドに上がり、無失点投球を続けていました。

 そんな一岡投手はこの日、プロ初勝利を挙げました。この試合は、先発のエース・マエケンが9回まで無失点に抑える好投を見せながら、打線がなかなか援護できずに延長戦に。ゼロ行進のまま11回表のマウンドを託された一岡投手は、このイニングを3人でぴしゃりと抑えると、その直後の11回裏、エルドレッド選手のサヨナラ3ランで、一岡投手にプロ初勝利が転がり込んできました。その後、中継ぎには欠かせない戦力となる一岡投手…そのスタートは、巨人では成し遂げられなかった1軍定着、そしてそれがプロ初勝利につながったのです。

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4月24日 田中選手がプロ初本塁打

田中選手のプロ初本塁打
内容
2回表 右本塁打 3

 開幕から1軍スタートし、出だしこそは苦しんだものの、初安打、初打点と順調にステップアップしている田中選手。この日の東京ヤクルト戦では7番・ショートでスタメン出場しました。

 2回表、1死1・2塁と言うチャンスの場面で打席がまわってきた田中選手は、東京ヤクルト先発・フルの投手からライトポールを巻くような当たりのプロ初となる本塁打を放ちました。先制された直後に放った逆転弾は、この日の先発・大瀬良投手を大きく援護するものとなり、そのままリードを広げたカープが快勝しました。その後、カープのリードオフマンに成長する田中選手ですが、プロ初本塁打はいきなり3ランで、勝利打点ともなった、チームにとっても価値ある一発でした。

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4月20日 田中選手がプロ初打点

田中選手のプロ初打点
内容
8回表 中前打 1

 この日はベンチスタートとなった、この年のルーキー・田中選手。プロ初出場も初安打もクリアし、1つずつステップアップしているといったところ。そんな田中選手が8回表に代打で登場しました。2死から松山選手、木村昇選手の連打で1・2塁のチャンスという場面でした。横浜の中継ぎ・長田投手からセンター前にヒットを放ち、セカンドランナーがホームイン。

 スコアボードの8回に「1」が灯りました。これが田中選手にとって、プロ初の打点となりました。その後、カープのリードオフマンとしてチームを引っ張る存在となった田中選手。そんな田中選手の打点のスタートは代打でのヒットによるものでした。

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4月16日 大瀬良投手がプロ初勝利

大瀬良投手のプロ初勝利試合成績
7 28 102 5 5 2 1 0

 この年のゴールデンルーキー・大瀬良投手。開幕から先発ローテーションに入るも、2試合続けて、好投しながらも勝ち星に恵まれない中、プロ3試合目となる先発マウンド。6連勝中と波に乗る阪神を相手に、序盤から豪快なストレートとカットボールを巧みに操り、凡打の山を築いていきます。交わそうとするよりも、むしろ強気に攻めていくピッチングは見事で、7回まで打たれたヒットはわずかに5本、失点は1(自責点はゼロ)という素晴らしい内容でした。

 しかも、この日は初回に1点をもらったものの、これ以上の打線の援護がない苦しい状況が続きました。しかし、この重苦しい状況を打破したのは大瀬良投手自身のレフト線への2点タイムリー2塁打!自分のバットで自らのピッチングを援護して、投打にわたる活躍でプロ初勝利を手繰り寄せたのです。ゴールデンルーキーが待望の1勝目、投手としての船出となりました。

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4月16日 大瀬良投手がプロ初安打&初打点

大瀬良投手のプロ初安打・初打点
内容
5回裏 左2塁打 2

 この日の先発は大瀬良投手。初回に味方の援護で1点をもらいましたが、その後は援護なく…。その一方で大瀬良投手自身は好調・阪神打線を5回までゼロに抑えました。この頃のカープは、プロ初勝利がかかる投手がマウンドに上がると、なぜか援護できないという悪循環に陥りやすい傾向がありました。プロ初勝利を勝ち取るためには、何としてもこのリードを守らなければなりません。

 しかし、そのピッチングを楽にしたのは、大瀬良投手自身でした。5回裏、2死1・3塁の場面で、大瀬良投手が放った打球はレフト左へ転がる2塁打。これで1塁走者も一気に生還し、貴重な貴重な2点タイムリーとなりました。打撃には自信がないと語っていた大瀬良投手でしたが、これがプロ初安打&初打点となり、その後のプロ初勝利へとつながっていくのです。

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4月2日 大瀬良投手がプロ初登板初先発

大瀬良投手のプロ初先発試合成績
7 27 116 5 2 1 2 2

 2013年のドラフト会議で、カープが1位指名したものの、3球団で競合。しかし、田村スカウトの執念が実り、カープが獲得に成功した大瀬良投手。カープ期待のゴールデンルーキーが、開幕から5試合目となったこの日、本拠地・マツダスタジアムでプロ初登板初先発となりました。

 この日の大瀬良投手は初回からストレートを中心にカットボールを織り交ぜるピッチングで、5回までに許したヒットはわずかに3本。しかし、6回に東京ヤクルト・場店ティン選手にライトスタンドへ一発を浴びてしまいます。これが大瀬良投手にとってプロ初失点であり、初めて打たれた本塁打でもありました。それでも7回まで2失点と試合を作り、勝利投手の権利を持ってマウンドを下りました。しかし、守護神・ミコライオ投手が同点に追いつかれてしまい、残念ながら初勝利はお預けに…。しかし、ゴールデンルーキーの相応しい、若々しく、堂々としていて、見事なピッチングを見せてくれました。

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4月1日 田中選手がプロ初安打

田中選手のプロ初安打
内容
4回裏 二内安 0

 この日、2試合連続でスタメン出場となった田中選手。「7番・サード」で出場したこの試合で、第1打席はレフトへのフライに終わり、5打席連続の無安打。なかなかプロ初安打が出ない状況でした。

 しかし、第2打席。相手の先発であった当時ルーキーの秋吉投手から放った当たりは、いかにも俊足の田中選手らしく、セカンドへの内野安打となりました。6打席目にしてようやく嬉しいプロ初安打となりました。さらに、続く白浜選手のレフト前ヒットで、レフトが打球の処理にもたつく間に、快足を飛ばして、一気にホームイン!プロ初得点は、後にカープのリードオフマンとなる予感を抱かせるような、相手のちょっとした隙を突く見事な走塁によるものでした。

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3月30日 田中選手がプロ初スタメン

田中選手のプロ初スタメン試合成績
3 0 0 1 0

 前日、代打でプロ初打席に立った田中選手。その翌日、8番・サードでプロ初スタメン出場を飾りました。1打席目は1死1・3塁のチャンスに打順が回り、センターへのフライを打ち上げ、梵選手がタッチアップしましたが、浅いフライだったこともあり、本塁でタッチアウト。プロ初安打より先にプロ初打点…とはいきませんでした。

2打席目はレフトへのフライ、3打席目は三振と、結局、スタメン出場も3打数無安打とプロ初安打を放つことは出来ませんでした。後にカープのリードオフマンとなる田中選手のスタート…ここまで4打席に立ち、なかなか最初の1本が出ない、というものになりました。、

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3月29日 田中選手がプロ初打席

田中選手のプロ初打席
内容
9回表 遊ゴロ 0

 この年のルーキー・田中広輔選手。社会人・JR東日本からプロの世界に飛び込んだ即戦力の期待も高い選手でした。開幕1軍メンバーに入り、開幕2戦目の9回表、無死満塁という場面で、代打としてプロ初打席に立ちました。リードしているとはいえ、わずか2点。さらなる追加点がほしいという重要な場面でしたが、中日・武藤投手の前にバットを折られてのショートゴロ。ゲッツーは免れたものの、本塁封殺によりプロ初打席は、プロ初打点のチャンスでもありましたが、それも活かせない結果となりました。
 その後、チームの1番バッターとして、チームの優勝にも貢献するレギュラーとなる田中選手。そのスタートは、代打でのショートゴロというほろ苦いものでした。

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3月29日 西原投手がプロ初登板

西原投手のプロ初登板試合成績
1 3 14 1 0 0 0 0

 2013年のドラフト会議で4位指名し、入団した西原投手。当時は、サイドスローからの変則右腕として、即戦力の期待も高かった投手です。オープン戦では安定したピッチングで、2勝をマークし、その結果を受けて、開幕1軍入りの切符をつかみました。そして開幕2戦目にして、6−1と5点のリードを奪った展開ではありましたが、プロ初登板を飾りました。

 9回からマウンドに上がった西原投手は、2アウト後にヒットを許しますが、外野からの好返球でセカンドでタッチアウト。1本のヒットを打たれましたが、結果的に3人で抑える上々のデビューとなりました。

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3月29日 九里投手がプロ初登板初先発で初勝利

九里投手のプロ初先発試合成績
6 22 68 5 0 1 1 1

 2013年のドラフト会議でカープが2位指名をし、入団した九里投手。実戦的な先発タイプの投手として期待され、オープン戦でも結果を残し、この年の開幕カード・中日戦の2戦目の先発に抜擢されました。これが九里投手にとって初登板、初先発となったのです。同期であり、ライバルとしても意識していた大瀬良投手よりも一足お先にデビューを果たしました。

 九里投手といえば、大学時代から多彩な変化球で打たせてとるピッチングが持ち味。プロ初登板はそんな九里投手らしさを存分に出したピッチングで、内野ゴロの山を築き、6回まで中日打線を1点に抑えました。打線はけして大きな援護ではありませんでしたが、一発攻勢でリードを奪いました。その援護もあって、見事初勝利を飾ったのです。

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