今季のプロ初○○!!<2013年シーズン版>


10月6日 下水流選手がプロ初打点

下水流選手のプロ初打点
内容
6回裏 中安打 1

 社会人から即戦力ルーキーとして入団した下水流選手でしたが、そのデビューは故障もあって、本人が想像していた以上に遅くなってしまいました。この3日前に1軍でビューを飾り、初安打も放ちましたが、この日、東京ヤクルト先発・村中投手の前に、2死1・3塁のチャンスを作ると、代打に送られたのが下水流選手。鋭くセンター前にはじき返し、待望のプロ初打点となりました。

 この年、カープは球団史上初のCS進出を果たしましたが、この打点もあってか、首脳陣はCSの秘密兵器として期待を寄せるようになりました。ここから1軍の足がかりを…と思いましたが、その後、1軍に定着しかけるのには意外と長い時間がかかりました。

▲このページのトップに戻る


10月03日 下水流選手がプロ初打席&初スタメン&初安打

下水流選手のプロ初出場&初スタメン&初安打試合成績
4 1 0 1 0

 この年のルーキーは全員が右打者の野手という、過去のカープの歴史で初めてのこと。そんな中で、ドラフト4位で入団した下水流選手。社会人・Hondaから、即戦力の期待を受けて入団しましたが、故障もあって、デビューはちょっと遅くなってしまいました。

 10月3日、この日ようやく1軍昇格を果たした下水流選手は、いきなり7番・レフトでスタメン出場。この日の2回裏、中日先発の左腕・小川投手から、レフト前にヒットを放ち、いきなりプロ初安打を記録しました。結局、この日はヒット1本にとどまりましたが、即戦力ルーキーがようやく1軍でのプロ生活のスタートラインに立ったのです。

▲このページのトップに戻る


9月16日 鈴木誠選手がプロ初安打&初打点

鈴木誠選手のプロ初安打&初打点
内容
4回裏 左前安打 1

 つい2日目、プロ初出場を果たした鈴木誠選手。高卒ルーキーながら、シーズン終盤とはいえ、1軍出場を経験しました。そしてこの日は4回裏、2死1・2塁の場面で、先発・中村恭投手に代わって、代打で登場しました。相手は巨人の左腕・今村投手。放った打球はレフト前へのタイムリーヒットとなりました。これが鈴木誠選手のプロ初安打であり、しかも初打点のオマケつきとなりました。

 まだ当時は、線も細く、相手投手の球に押されている印象が強かった鈴木誠選手。高卒1年目で、まだ体ができていないのだから仕方がありません。それでも放った1本のヒット。これがプロの第一歩だったのです。

▲このページのトップに戻る


9月14日 鈴木誠選手がプロ初出場&初打席

鈴木誠選手のプロ初出場&初打席
内容
7回裏 二ゴロ 0

 この日、高卒ルーキーでありながら初の1軍昇格を果たした鈴木誠選手。ドラフト2位で二松学舎大付高からカープに入団した鈴木誠選手は、その高い打撃センスは当時から期待されていました。カープでは高卒野手の1年目の1軍昇格は東出選手以来だったとか。1年目から2軍である程度の結果を残していたということでしょう。

 そんな鈴木誠選手の初打席は、巨人・沢村投手との対戦で、セカンドゴロ。思い切りの良いスイングをしていたものの、まだプロの投手の球に対しては、押されているな…という印象でした。まだまだプロの球をはじき返せるだけのパワーがないという感じでしたが、積極的な打撃、そして三振をしなかったことは、期待がもてる内容でもありました。

▲このページのトップに戻る


9月13日 野村投手がプロ初本塁打

野村投手のプロ初本塁打
内容
3回表 左本塁打 3

 プロ野球では、特にDHのないセリーグでは、年に数本程度、ピッチャーが本塁打を放つことはありますが、この日、野村投手が大学時代から馴染みのある神宮球場でプロ初本塁打を放ちました。しかも、自身を大きく援護する3ランホームランで、勝利をぐぐっと手繰り寄せる大きな一発となりました。

 この回、相手のエラーと死球でチャンスを作るも、打席には野村投手。その打球はレフトスタンドへ向かって、ふわりと、でも力強く飛んでいきました。正直、「まさか」と思いましたが、自信を助ける一発で、自身初の10勝目。プロ初の2ケタ勝利は、自分自身の初本塁打が大きな援護となりました。

▲このページのトップに戻る


9月11日 上本選手がプロ初安打&初打点

上本選手のプロ初安打&初打点
内容
2回表 中安 1

 この年のルーキー・上本選手。シーズン序盤にプロ初出場、初打席を達成しましたが、初安打を放つまでには約4ヶ月を要しました。この日、8番・サードでスタメン出場した上本選手は、2回、ついにそのときが来ました。

 エルドレッド選手の内野安打の後、2死から石原選手の四球でチャンスを広げると、打席には上本選手。放った打球はセンター前へ。2死ということもあり、スタートを切っていたエルドレッド選手がホームイン!何と、上本選手の初安打は、カープに先制点をもたらしました。そのままカープはこの試合を一度も追いつかれることなく、6−2で勝利。もし昔のように「勝利打点」というものがあれば、上本選手はこの試合で初勝利打点だったんですけどね…。

▲このページのトップに戻る


5月17日 野村投手がプロ初完投勝利

野村投手のプロ初完投勝利試合成績
9 33 108 6 9 2 1 1

 前年に新人王を受賞した野村投手の2年目のシーズン。この日は交流戦で、オリックスとの試合でした。場所は呉二河球場。6連勝と勢いに乗っているオリックスを相手に、初回からオリックス先発の左腕・海田投手攻略のために並べた右打者が功を奏し、2回まで6−0と大きくリードします。

 そんな大量援護に守られて、野村投手は自分自身もタイムリーを放つなど、4回までに11点というさらなる援護。野村投手は抜群のコントロールで8回まで1点に抑え、自身初となる最終回のマウンド。12−1で迎えた9回表も、李大浩選手らを3人で抑えて、見事プロ初の完投勝利を達成しました。大量の援護点もありましたが、108球という完投としては比較的省エネな投球でした。


5月14日 中東選手がプロ初本塁打

中東選手のプロ初出場&初打席
内容
1回裏 右本塁打 1

 2006年大学・社会人ドラフト5位でカープが指名した中東選手。捕手にも転向した時期があり、様々な経験を積み重ねながらも、なかなか1軍に定着するまでには至らないまま迎えた7年目のシーズン。この日の福岡ソフトバンク戦で2番・ライトで先発出場し、その初回でした。福岡ソフトバンク先発・大場投手から放った打球はマツダスタジアムのライトスタンド前列に飛び込むホームラン!

 実は2軍でもホームランを放ったことがなく、ルーキーイヤーのオープン戦で一発を放ったのみ。だからこそ、この一発は驚きでした。2打席目にもヒットを放ち、しかもすかさず盗塁。3安打の大活躍で、この日の勝利投手となったマエケンとともにお立ち台に立ちました。マエケンからも「主砲の中東さんが…」と祝福?され多野は印象的です。

▲このページのトップに戻る


5月7日 上本選手がプロ初出場&初打席

上本選手のプロ初出場&初打席
内容
7回裏 中飛 0

 この年のルーキーであった上本選手。守備力の高さから、カープスカウト陣はこの選手はどうしても獲得したい…それだけ期待度の高い選手でした。そしてこの前日、栗原選手との入れ替えでプロ初の1軍昇格を果たし、この日の横浜DeNA戦の7回裏、カープ1点ビハインドの状態で迎えた1死ランナー無しの場面で、代打として登場しました。

 相手は左腕の大原慎投手。結果はセンターフライに終わった上本選手。スカウト陣が絶賛した選手だけに、初めての打席で結果は出ませんでしたが、これからの活躍に期待したいところです。

▲このページのトップに戻る


4月18日 武内投手がプロ初先発

武内投手のプロ初先発試合成績
5 25 101 5 3 5 4 4

 プロ4年目にして初先発となった武内投手。思えば、ルーキーイヤーは2軍で守護神を務め、その後はなかなか本来の球速を取り戻せずに苦しんでいた武内投手が、この日の横浜DeNA戦で先発として3年ぶりの1軍マウンドに上りました。

 しかし、序盤から毎回のようにランナーを出す苦しい投球。2回までは何とか粘ったものの、3回にブランコ選手に2ランを浴びてしまいました。さらに5回には2誌を簡単に奪いながらも、そこから主軸に連続四球。さらに連打を食らって2失点。無駄な四球が目立った投球内容でしたが、チームは最終回に3点差をひっくり返しての劇的な逆転サヨナラ勝ちとなりました。


4月12日 中崎投手がプロ初勝利

中崎投手のプロ初勝利試合成績
1 7 30 1 0 3 1 1

 初勝利と言うのは、やっぱり嬉しいもの…だとは思いますが、中には苦い初勝利もあるでしょう。この日の中崎投手はまさにそんな苦い初勝利だったかもしれませんね。この日は中日戦。3−3の同点で迎えた7回裏にマウンドに上がった中崎投手は、四球連発でピンチを迎え、谷繁選手に勝ち越しタイムリーを浴びてしまうという投球内容でした。

 しかし、この直後の8回表。カープ打線はエルドレッド選手の特大2ランが飛び出し、すぐさま逆転に成功して、そのまま逃げ切りました。打線の奮起のおかげで、中崎投手はまずい投球から一転、プロ初勝利に!この運も大切でしょう。

▲このページのトップに戻る