平塚、千葉、西葛西と行脚してきた球場行脚・湘南海岸東京湾岸6部作。今回からはその第2編の3部作をご紹介していきたいと思います。その第1弾は、東京湾の風が吹き付ける東京大田区のベイエリアに位置する大田スタジアムです。 | |
![]() (写真1・東京モノレール流通センター駅) |
2005年9月18日。残暑がまだ残るこの季節。後にアキレス腱に炎症を起こしていると判明する右足を引きづりながらの球場行脚となりました。 今回の場所は大田スタジアム。場所は東京都大田区東海。写真1にあるように9月なのに炎天下の晴天の中で行脚しました。 まず最寄り駅は、写真1にある羽田空港へのアクセスとして使われている東京モノレール・流通センター駅です。一つ手前の大井競馬場駅からでもOKです。自動車の場合だと、首都高速湾岸線の大井南インターチェンジとなるでしょうか。 写真1の流通センター駅からだと、京浜運河を渡り北へ進むと見えてきます。徒歩では7〜8分くらいでしょうか。 |
![]() (写真2・大田スタジアム) |
この日は足を引きづりながらだったので、到着まで10分以上かかったでしょうか。見えてきたのが写真2の大田スタジアムです。 この大田スタジアムは写真をご覧になるとお分かりかと思いますが、非常にきれいな新しい球場です。完成したのは1995年ということで、行脚した2005年から考えると、完成して約10年ということになります。この球場は大田区民からの強い要望があって、ようやく実現したとのことです。なお、この写真は位置的にはレフトスタンドの外側付近です。 では、中へと入ってみましょう。 |
![]() (写真3・内野を撮影) |
写真3は内野を撮影したものです。この日は社会人の草野球チームが試合をしていたと思います。スコアボードのチーム名にも聞き覚えのないチームが表示されていたので、恐らく草野球チームか何かだったのでしょう。 完成して10年程度の新しい球場という雰囲気が漂ってますね。非常にきれいな球場という印象があります。 |
![]() (写真4・外野を撮影) |
写真4は外野方向を撮影したものです。この大田スタジアムは透水性の人工芝となっています。また、このグラウンドの地下は広大な駐車場となっているそうです。 この球場の広さは両翼が97.6メートル、中堅が122メートルと、地方の区営球場としては非常に立派なものとなっています。外野は狭いながらも芝生席となっています。 |
![]() (写真5・スコアボード) |
写真5はスコアボードを撮影したものです。よく地方球場で見かけるタイプの電光掲示板ですが、スコアも選手名も、すべて電光表示できるようになっています。何だかプロ野球でも公式戦が開催できそうな雰囲気を持っていますね。 そんな大田スタジアムで1軍の公式戦は行われていません。収容人員が規定を満たしていないからでしょう。この日は草野球の試合が行われていましたが、他にも高校野球の東京都予選や大学野球、そして主に東京ヤクルトスワローズの2軍が公式戦を行ったりしています。 |
![]() (写真6・内野スタンド) |
写真6は内野スタンドを撮影したものです。比較的新しい球場ということもありますが、その内野スタンドは地方球場でプロ野球の1軍の公式戦が行われないことを踏まえると、やはり立派ですね。 そんな大田スタジアムの収容人員は4338人となっています。球場は立派でも、その収容人員ではプロ野球の開催は難しいでしょうね。ただかつては、2004年3月28日に広島VSヤクルトのオープン戦がこの球場で行われたことがありました。オープン戦でも使用できるくらいの立派な球場といえるでしょう。 |
今回からは3回に分けて「湘南海岸東京湾岸6部作」の第2編をお送りしていきます。今回は東京大田区の大田スタジアムを行脚してきました。きれいで立派な球場だったのでビックリしました。 さて、次回は東京湾岸・・・とはちょっと離れており、どちらかといえば東京都内の山手に当たるのですが、ひとまず東京都内ということで行脚してきた球場をご紹介します。その球場は、かつてある球団が本拠地にしていた球場の解体後に建設されました。そんな球場を行脚してきたので、お楽しみに! |
行脚の休憩茶屋
(行脚した球場近辺の観光スポットをご紹介します)
![]() (写真7・大井競馬場&平和島競艇場) |
さて、おまけコーナーです。 この東京モノレール・流通センター駅周辺には何もないのですが、大田スタジアムの目の前を流れる京浜運河の対岸には、東京シティ競馬が行われている大井競馬場があります。よく地元のMXテレビ(東京メトロポリタンテレビジョン)がその模様を放送してますね。 さらに写真7の左の方には平和島競艇場があります。 競馬場に競艇場・・・ギャンブル好きの方にはたまらないエリアです。ただ私はギャンブルをしないので、あまり興味はないのですが。 |