3・4月,5月,6月,7月,8月、9・10月
年間MVP
投手 (計91票) |
野手 (計129票) |
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1位 | 床田寛樹投手 (2024年7月以来9度目) (53票・58.2%) |
末包昇大外野手 (2023年9・10月以来2度目) (63票・46.8%) |
2位 | 森浦大輔投手 (16票・17.6%) |
S・ファビアン内野手 (29票・22.5%) |
3位 | 森下暢仁投手 森翔平投手 (8票・8.8%) |
中村奨成外野手 (19票・14.7%) |
3・4月は借金が最大で3、貯金は最大で5と、好不調の波が非常に激しい中で、結局イーブンに終わりました。しかし、秋山選手、モンテロ選手が開幕直後に離脱する苦しい状況ながら、若手の台頭もあり、打線の得点力アップの兆しを感じた時期でもありました。そんな3・4月のカープ月間MVPは!
まずは投手部門。
3・4月は月間で3勝をマークした投手が森下投手、森投手の2人いましたが、彼らを差し置いて、過半数を超え、2位に30票以上の大差をつけてトップとなったのが床田投手でした。昨年はカープ年間MVPにも輝いた左のエースが、今季もまず最初のカープ月間MVP受賞となりました。そして9回目の受賞となりましたが、その回数は栗原健太選手(現ロッテコーチ)、大瀬良大地投手に並んでトップタイとなりました。
4月12日の巨人戦では粘りのピッチングで、自身2年ぶりとなる完封勝利を飾ると、そこから3試合、計24イニングで自責点ゼロという抜群の安定感を見せ、月間の防御率も1.18という素晴らしい数字を残しました。また、得意の打撃でも4月26日のDeNA戦では3安打の猛打賞で、打率は一時.462をマーク。投打にわたってインパクトの強い活躍ぶりを見せました。
続いて野手部門。
開幕戦にはスタメンにすら入っていなかった末包選手ですが、モンテロ選手の離脱後、なかなか4番が定まらない中で、4月9日の中日戦から4番に座り、勝負強い打撃とパワーを見せつけ、月間4本塁打21打点はともにチームトップの数字を残し、2年ぶりのカープ月間MVP受賞となりました。
オープン戦では打撃好調だったモンテロ選手が開幕直後に離脱する緊急事態に、末包選手が見事にその穴を埋めるだけでなく、チームが待ち望んでいた和製大砲として、一気に急成長を見せました。月間打率も.286で、月間の得点圏打率は18打数9安打で驚異の5割!長打力もあり、チャンスにも強い…まさに4番のイメージそのままの活躍を見せ、チームの得点力不足改善に向けて、希望を膨らませてくれる存在となっています。