投手 (計28票) |
野手 (計28票) |
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1位 | 野村祐輔投手 (2016年6月以来4度目) (10票・35.7%) |
鈴木誠也外野手 (2016年6月以来2度目) (16票・57.1%) |
2位 | 中崎翔太投手 (8票・28.6%) |
新井貴浩内野手 (4票・14.3%) |
3位 | K・ジョンソン投手 (5票・17.9%) |
松山竜平外野手 (3票・10.7%) |
25年ぶり7度目の悲願の優勝を達成した9月。今季を振り返ると、やはり優勝したこともあって、毎月、投打ともにMVPが選出されました。近年は「該当者なし」が目立つシーズンも多く、それもまたカープ低迷、期待の裏切りが多かったためなのでしょう。毎月、投打ともにMVPが揃うほど、活躍した選手が多かった…これもまた優勝の要因となったのでしょう。
投手では野村投手が今季2度目、通算4度目の受賞となりました。月間4勝をマークし、ジョンソン投手との熾烈な最多勝争いの末に、マエケンや黒田投手も日本では成し遂げたことがない16勝をマークしました。先発として投げるイニングはいつも6回程度ですが、限られたイニングの中で安定感ある投球を見せてくれました。
一方で野手では鈴木選手。こちらも今季2度目となります。優勝を決めた9月10日の東京ドームでの巨人戦では2本塁打を放つなど、優勝決定をお菊手繰り寄せる活躍を見せました。監督からも「神ってますね」と言われるほど、その活躍ぶりは目覚しいものがありました。この選手が出てきたおかげで、一気にチームが活気付いた…そんな1年でした。
投手 (計42票) |
野手 (計40票) |
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1位 | K・ジョンソン投手 (2016年5月以来4度目) (18票・42.9%) |
菊池涼介内野手 (初) (18票・45.0%) |
2位 | 中崎翔太投手 (9票・21.4%) |
鈴木誠也外野手 (9票・22.5%) |
3位 | 薮田和樹投手 (5票・11.9%) |
石原慶幸捕手 (8票・20.0%) |
8月は出だしこそ、今季初の4連敗がありましたが、巨人戦の劇的勝利、そして25年ぶりのマジック点灯と、17勝8敗1分と厳しい夏場に一気に優勝に近づいた月でした。
そんな8月のカープ月間MVP。投手では月間4勝をマークしたジョンソン投手が今年2度目の受賞となりました。7月は調子を崩したジョンソン投手でしたが、8月に入り、ドーム球場での試合もあったことが功を奏したのか、安定感を取り戻し、シーズン終盤のスパートに大きく貢献しました。
そして野手では菊池選手。実は、このコーナーでは、なかなかMVPが取れそうで取れなかったのです。2位は5度もあり、3ヶ月連続2位ということもあったのですが…。セリーグ月間MVPに輝いても、このコーナーでは受賞できなかったということもありました。8月は9回2死ランナーなしからの劇的な同点弾もあったり、何度となく決勝打、同点打を放ち、チームの勝利に大きく貢献し、セリーグ月間MVPも受賞しました。2位なら5度も記録した菊池選手、ついに初のカープ月間MVPです。
投手 (計23票) |
野手 (計22票) |
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1位 | J・ジャクソン投手 (初) (8票・34.8%) |
新井貴浩内野手 (2015年5月以来6度目) (15票・68.2%) |
2位 | 福井優也投手 (5票・21.7%) |
鈴木誠也外野手 (2票・9.1%) |
3位 | 岡田明丈投手 (4票・17.4%) |
菊池涼介内野手など5選手 (1票・4.5%) |
7月は、なぜか水曜日に勝てない月でしたが、それでも13勝8敗と大きく勝ち越しことに成功しました。
そんな7月に月間MVPに輝いたのは、接戦をもぎ取る力になった投手、そして勝負強さをいかんなく発揮したベテランでした。まず投手はセットアッパー・ジャクソン投手が初受賞。7月は中継ぎで9試合に登板して、防御率は実に0.00と完璧な投球を見せました。抜群の安定感もそうですが、任された1イニングをぴしゃりと抑えた後に、キャップを浅くかぶり直し、笑顔でベンチに帰る姿。その姿を見せる回数が多いほど、優勝にググッと近づけるはず。
一方で野手は新井選手が1年ぶりの受賞となりました。何と言っても、その勝負強さですよね。夏場に弱いイメージがあった新井選手ですが、今年は夏場もエンジン全開。7月中旬まで月間打率が5割を前後するほどで、セリーグの月間MVPも受賞するくらいの勢いでした。悲願のカープでの優勝に向けて、ベテランが若手を引っ張り、突き進みます。
投手 (計37票) |
野手 (計40票) |
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1位 | 野村祐輔投手 (2013年8月以来3度目) (29票・76.3%) |
鈴木誠也外野手 (初) (30票・75.0%) |
2位 | 戸田隆矢投手、ヘーゲンズ投手 (2票・5.3%) |
下水流昂外野手 (6票・15.0%) |
3位 | 中崎翔太投手、ジョンソン投手ら4投手 (1票・2.6%) |
赤松真人外野手 (2票・5.0%) |
6月は交流戦で3位に入り、しかもチームは32年ぶりの11連勝を飾り、首位をがっちり固めた月でもありました。
そんな6月のカープ月間MVP。まず投手は野村投手が他を寄せ付けない、76%の投票率を集めて、3年ぶりの受賞となりました。月間4勝をマークするなど、試合を作る安定感は抜群。このところ、右肩下がりだった成績でしたが、今季は一気に本来の投球を取り戻し、セリーグの月間MVPも初受賞し、オールスターにも出場しました。また野手では、「神ってる」鈴木誠也選手が初受賞。もう文句なしでしょう。特にオリックス戦での2試合連続サヨナラ本塁打&決勝本塁打。これで完全にチームは勢いに乗ったのですから。それ以降、マスコミ、スタンドのプラカードまで「神」の字が目立つようになるほど、一躍注目選手となり、オールスターでも神がかり的なヒットを連発していました。
投手 (計28票) |
野手 (計28票) |
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1位 | K・ジョンソン投手 (2015年9・10月以来3度目) (16票・57.1%) |
安部友裕内野手 (初) (8票・28.6%) |
2位 | 中村恭平投手 (4票・14.3%) |
B・エルドレッド内野手 (6票・21.4%) |
3位 | B・ヘーゲンズ投手 (3票・10.7%) |
天谷宗一郎外野手 田中広輔内野手 (3票・10.7%) |
全体的にはチームの成績は良かったり悪かったりの繰り返しだった5月。打線は活発であり、大量リードの守られての勝利が多く、その反面で、僅差の試合を落とすことが多かったのも5月でした。
そんな5月の月間MVP。投手は昨年以来3度目となるジョンソン投手。2試合連続完封勝利もあったりと、先発として抜群の安定感を見せています。どの登板でもしっかり試合を作っており、目下チームの大黒柱です。あとは、好投しているだけに、エースが投げる試合でもっと勝ち星を積み重ねることができればというところ。野手では阿部選手が初受賞。主に右投手が先発のときにスタメン起用されるケースが目立ちますが、その限られた出場機会の中でも、月間打率が.367という高打率をマークし、ようやくかつてのドラ1が1軍でも安定した打撃を見せるようになりました。ついにその素質が1軍でも開花し始めた中での初受賞です。
投手 (計40票) |
野手 (計45票) |
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1位 | 黒田博樹投手 (2006年8月以来5度目) (23票・57.5%) |
エルドレッド内野手 (2014年5月以来3度目) (25票・55.5%) |
2位 | 野村祐輔投手 (8票・20.0%) |
新井貴浩内野手 (10票・22.2%) |
3位 | J・ジャクソン投手 (6票・15.0%) |
菊池涼介内野手 (4票・8.9%) |
緒方政権の1年目の3・4月は散々なものでしたが、2年目となる2016年シーズンはカープにとって素晴らしいスタートを切ることに成功しました。「スタートダッシュ」というほどではなかったものの、上位争いに加わり、首位に立つことも。貯金も一時、最大5まで伸ばした躍進の月でした。そのため、2014年5月以来、本当に久々の投打とも受賞者がありました。
そんな3・4月の投手の月間MVPは、カープ復帰後では初めて、そして通算でも実に2006年以来、10年ぶり5度目となる黒田投手。10年ぶりというのは、カープ月間MVPでは、昨年の新井選手の8年を上回る、史上最長のスパンとなります。月間4勝は、長いプロ野球の歴史でも40代が築いた月間の勝利数としては最多のものだそうです。エース・マエケンがチームを離れ、かつてのエースが、40代になった今でも、色あせることなく輝き続けています。
野手では2年ぶりのエルドレッド選手。何と言ってもパワーは今季も健在。カープ屈指の右の長距離砲として、チャンスには若干弱さを見せるものの、空気を変えるような豪快な一発で、チームを何度も勇気付けました。一時は首位打者にも立つほど、荒削りな打撃に確実性が出てきました。これも打順が5番になったことの好影響が出ているのかもしれません。