週刊カープ評論版!2013年月間MVP!

3・4月5月6月7月8月9・10月

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9・10月

投手
(計41票)
野手
(計50票)
1位 B・バリントン投手
(2011年6月以来3回目)
(28票・68.3%)
木村昇吾内野手
(2010年9・10月以来2回目)
(19票・38.0%)
2位 永川勝浩投手・前田健太投手
(5票・12.2%)
菊池涼介内野手
(11票・22.0%)
3位 - B・エルドレッド内野手
(9票・18.0%)

 昨季は一気にずるずるとすべき落ちた9・10月でしたが、今年は4位以下を一気に突き放すことに成功したシーズンでした。16年ぶりのAクラス、そしてCS初出場を実現させたこの月。投手では4戦4勝で、セリーグの月間MVPにも輝いたバリントン投手が2年ぶりのカープ月間MVPとなりました。抜群の安定感を見せ、自身7連勝をマークするなど、終盤の猛チャージの原動力ともなり、その存在は非常に頼もしいものでした。

 そして野手では木村選手。いぶし銀のMVP受賞は実に3年ぶりのこと。3年前は東出選手の離脱でセカンドを守り、打撃でも大きく貢献しましたが、今回は堂林選手の離脱に伴って、サードのポジションをしっかり守り、打撃でもしぶとさを見せました。サードの守備に課題があったカープですが、堂林選手の穴を見事にカバーするどころか、それ以上の安定感を見せた木村選手。その存在感はどんどん高まります。

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8月

投手
(計43票)
野手
(計40票)
1位 野村祐輔投手
(2012年5月以来2回目)
(23票・53.5%)
キラ・カアイフエ内野手
(2ヶ月連続2回目)
(18票・45.0%)
2位 前田健太投手
(17票・39.5%)
梵英心内野手
(11票・27.5%)
3位 横山竜士投手
(2票・4.7%)
松山竜平外野手
(5票・12.5%)

 今季は投打揃って月間MVPが出揃うということがなかったために、このままシーズンが終わってしまうのではないかと不安になっていました。しかし、カープは8月から粘ってくれました。8月に今季初の月間勝ち越しを決めて、CS進出の可能性を残してくれたのです。

 投手では野村投手。月間防御率0.39のマエケンを抑えたのが、月間4勝をマークした野村投手でした。今季は「該当者なし」が続いていた投手の月間MVPでしたが、野村投手はルーキーイヤーの5月以来の2度目のカープ月間MVPとなりました。実際に勝ち星がついた点、そして裏ローテのエースとして奮闘した点が今回の結果につながったのでしょう。一方で打線はキラ選手が2ヶ月連続の月間MVPとなりました。やはり4番を守り続け、さらにはチームの得点力不足を解消するような起爆剤になってくれたことも評価が高まった要因かもしれません。

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7月

投手
(計32票)
野手
(計46票)
1位 該当者なし
(12票・37.5%)
キラ・カアイフエ内野手
(初)
(37票・80.4%)
2位 前田健太投手
(17票・48.6%)
丸佳浩外野手
(6票・13.0%)
3位 永川勝浩投手
(3票・9.3%)
前田健太投手
(3票・6.5%)

※トップの票数が5割未満で「該当者なし」が20%を超えた場合、MVPの選出を行いません

 5月、6月と「該当者なし」の票数がトップとなってしまいましたが、今月はようやく野手のみ、月間MVP受賞となりました。しかも、新助っ人のキラ選手です!日本デビュー戦となった横浜DeNA戦で3試合4発という豪快なデビューで、その後、4番にすっかり定着し、得点力不足に泣いていたカープ打線の起爆剤となりました。新助っ人が日本デビューを果たしたその月にいきなり月刊MVPを獲得したのは、2011年4月のバリントン投手以来。しかも、途中加入の選手となると、2005年7月のレイボーン投手以来、実に8年ぶりです。

 投手はというと…今月も該当者はなく、これで4ヶ月連続でMVPは選出されませんでした。マエケンが非常に惜しかった…。あと、1.4%得票率が高ければ…といったところでしたが、トップの票数が5割未満で、「該当者なし」が2割を超えたら、「MVPは選出しない」という特例のとおり、選出はなりませんでした。8月こそは投手から今季初の月間MVPは出ることを祈って…;。

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6月

投手
(計28票)
野手
(計31票)
1位 該当者なし
(25票・89.3%)
該当者なし
(18票・58.1%)
2位 ミコライオ投手
バリントン投手
武内久士投手
(1票・3.6%)
松山竜平外野手
(8票・25.8%)
3位 - 丸佳浩外野手
(4票・12.9%)

 今年のカープを象徴するかのように、月間MVPの選手が1人も出ない状況となっています。しかも、2ヶ月連続で、「該当者なし」がダントツのトップ。まあ、私自身も月間MVPの候補選手を挙げるだけでも難しくて仕方がないほどですから、この結果は致し方ないかもしれません。それにしても、「該当者なし」が89.3%となった投手陣…。でも、これは投手の責任ばかりでなく、野手が援護できないまま、投手に大きな影響を与えているともいえるでしょう。野手の援護があれば、投手にも大きな光が差し込んでくるはずなのですが。

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5月

投手
(計29票)
野手
(計42票)
1位 該当者なし
(17票・58.6%)
該当者なし
(17票・40.5%)
2位 大竹寛投手
(6票・20.7%)
中東直己外野手
(11票・26.2%)
3位 河内貴哉投手
(4票・13.8%)
松山竜平外野手
(10票・23.8%)

 このコーナー。2005年のシーズンからスタートし、早くも8年目を迎えたのですが、このような結果は初めてです。今まで、投打ともに「該当者なし」ということはありました。しかし、いずれか一方は、特別ルール「トップの票数が5割未満で、該当者なしが20%を超えた場合」に該当していましたが、ともに「該当者なし」がトップ票数になったのは初めて…。それだけ、今のチームの魅力や希望が感じられないということでもあるのでしょう。完全に停滞していることが、この結果からも見て取れます。早く、この上位3位の中から「該当者なし」の文字が消えてくれる日が来るといいのですが。

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3・4月

投手
(計54票)
野手
(計45票)
1位 該当者なし
(18票・33.3%)
広瀬純外野手
(2011年4月以来6度目)
(37票・82.2%)
2位 河内貴哉投手
(23票・42.6%)
丸佳浩外野手
(6票・18.3%)
3位 大竹寛投手
(6票・11.1%)
該当者なし
(2票・4.4%)

※トップの票数が5割未満で「該当者なし」が20%を超えた場合、MVPの選出を行いません

 開幕早々、いきなり「該当者なし」というのも寂しいものです。まあ、開幕直後のカープ投手陣は野村投手、大竹投手、そしてマエケンまでの一時的に離脱してしまい、なかなか目立った成績を収めた投手が少なかったということもあるでしょう。その中で、中継ぎとしてパーフェクト投球を見せた河内投手が票を伸ばしたのですが、その票数は5割に満たず、該当者なしが2割を超えたために、特例により該当者なしとなりました。
 野手は15打席連続出塁という日本新記録を樹立した広瀬選手。エルドレッド選手の代わりに4番を務めることになったわけですが、つなぎの4番として申し分ない活躍を見せました。まさに、「広島伝説」を作った広瀬選手が2年ぶりのカープ月間MVPです。

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