カープ助っ人列伝〜1994年度版〜

▲「カープ助っ人列伝」メインに戻る


109 カルロス・リベラ(投手)

1970年11月5日生まれ。
エステロオンド高〜広島カープアカデミー〜広島
試合 投球回 四死球 奪三振 自責点 防御率
1994 2 0 1 0 7 7 3 6 7.71
通算 2 0 1 0 7 7 3 6 7.71

 皆さんはこの投手を覚えていますか?私も記憶の片隅にちょこっとだけ残る程度です。でも、先発を2度もしていたなんて、そこまでさすがに覚えていません。

 そもそもこの投手は特に目立った成績を収めるわけでもなく、今では育成選手専用の番号として指定されている3桁の背番号。実はこの投手は、これまでチェコ投手やペレス選手、ペルドモ選手、大リーグでも活躍しているソリアーノ選手・・・そんな様々な個性的な選手を輩出して来たドミニカカープアカデミーでは初めて1軍に昇格した選手なのです。過去に輩出した多くのドミニカ出身の選手たちですが、その1軍の壁を破った先駆け(カープ入団が最も早かったのはペルドモ選手)はこの投手にあったのです。

 でも、制球難もあり、わずか2試合の登板でジャパニーズドリームは終わってしまいました。でも、この投手が先駆者であったことは間違いありません。これを機にもっと有力な若武者が出てくれば良いのですが・・・。

 ▲一番上に戻る
▲「カープ助っ人列伝」メインに戻る