中国地方の5県(鳥取、島根、岡山、広島、山口)の高校から指名された選手のリストです。なお、表内の「現役」欄は、○:広島に在籍(12球団の場合は指名球団に在籍)、●他球団に在籍(12球団の場合は指名球団以外の球団に在籍)、×:引退となっています。
鳥取県内の高校から指名された選手のリストです。
<投手> |
由良育英高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
竹中昭 |
1969 |
9 |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
倉吉北高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
石本龍臣 |
1983 |
5 |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
境高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
足立亘 |
1985 |
5 |
38 |
4 |
11 |
1 |
4.13 |
× |
<野手> |
鳥取西高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
浜納一志 |
1971 |
8 |
内野手 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手> |
米子東高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
岡本 大翔 |
巨人 |
2020 |
育1 |
内野手 |
○ |
☆寸評☆
以上の4名です。中国地方に共通して言えることは、ドラフト当初は地元ということもあり指名が相次いだものの、近年ではその傾向がプッツリ途絶えてしまったことです。これは鳥取県も例外ではありません。ただ、近年は中四国にもドラフト指名の目が向いているカープだけに、気になるところではあります。カープでは九里亜蓮投手や森翔平投手は鳥取県出身の選手…鳥取県との縁は非常に深いだけに、これからも注目です。
そんな鳥取県ですが、2020年、1985年の広島5位・足立投手以来、実に35年ぶりにドラフト指名選手が誕生しました。巨人の育成1位・岡本大翔選手です。これを機に鳥取県から注目選手が出てくるでしょうか。
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島根県内の高校から指名された選手のリストです。
<12球団の過去10年(2013年)からの指名選手> |
三刀屋高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
野 颯太 |
ヤクルト |
2023 |
育2 |
内野手 |
○ |
立正大淞南高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
谷川 唯人 |
ロッテ |
2020 |
育1 |
捕手 |
● |
石見智翠館(旧江の川)高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
山崎 琢磨 |
ソフトバンク |
2021 |
育7 |
外野手 |
○ |
水谷 瞬 |
ソフトバンク |
2018 |
5 |
外野手 |
● |
開星高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
山本 大斗 |
ロッテ |
2020 |
育3 |
外野手 |
○ |
田部 隼人 |
DeNA |
2019 |
5 |
内野手 |
× |
☆寸評☆
同じ中国地方にありながら、広島から指名された島根県内の高校生選手はいません。しかし、2011年は開星高・白根尚貴投手に調査書を送ったようで、注目選手がいれば…というところでしょう。
プロ全体で見ても、鳥取県同様、その絶対数は少ないのが現状ですが、近年、若干ながら増加傾向にあるようで、2018年に石見智翠館高の水谷瞬選手を福岡ソフトバンクが5位指名し、5年ぶりに島根県下からの指名選手誕生となり、2021年の福岡ソフトバンク育成7位指名を受けた山崎琢磨選手まで、4年連続で指名選手を輩出。さらに2023年には、山間部にある三刀屋高の高野颯太選手がヤクルトの育成2位指名を受け、同校初のプロ野球選手誕生となりました。このように島根県下の高校は徐々に幅広く注目が高まっているようにも感じます。
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岡山県内からの高校から指名された選手のリストです。なお、出身高校は指名された当時のものを使用しており、岡山日大高は現在の倉敷高です。
<投手> |
おかやま山陽高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
藤井皓哉 |
2014 |
4 |
103 |
11 |
4 |
3 |
2.33 |
● |
興譲館高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
古角哲士 |
1966 |
1-2 |
- |
- |
- |
- |
- |
入団せず |
勝山高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
山根政明 |
1987 |
9 |
- |
- |
- |
- |
- |
入団せず |
岡山南高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
山根雅仁 |
1993 |
1 |
8 |
0 |
1 |
1 |
6.14 |
× |
関西高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
吉年滝徳 |
1995 |
2 |
4 |
0 |
0 |
0 |
23.14 |
× |
<野手> |
岡山東商業高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
佐藤直信 |
1966 |
2-4 |
内野手 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
入団せず |
守岡茂樹 |
1970 |
7 |
外野手 |
242 |
321 |
80 |
19 |
1 |
.249 |
× |
岡義朗 |
1971 |
5 |
内野手 |
518 |
257 |
54 |
19 |
2 |
.210 |
× |
関西高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
片岡一美 |
1967 |
10 |
捕手 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
倉敷(旧・岡山日大)高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
剣持節雄 |
1971 |
2 |
内野手 |
462 |
709 |
173 |
44 |
6 |
.244 |
× |
<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手> |
倉敷工業高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
福島 章太 |
中日 |
2020 |
4 |
投手 |
○ |
倉敷商業高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
引地 秀一郎 |
楽天 |
2018 |
3 |
投手 |
× |
おかやま山陽高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
藤井 皓哉 |
広島 |
2014 |
4 |
投手 |
● |
創志学園高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
西 純矢 |
阪神 |
2019 |
1 |
投手 |
○ |
難波 侑平 |
日本ハム |
2017 |
4 |
内野手 |
× |
高田 萌生 |
巨人 |
2016 |
5 |
投手 |
● |
☆寸評☆
現時点では9名です。 広島は、岡山県が隣の県ということもあり、10名中7名は1971年までに指名されています。しかし、山陽新幹線の岡山延伸開業後は1993年の山根投手までプッツリと途絶えてしまいました。そして、実に21年のときを経て、ついにカープがおかやま山陽高の藤井晧哉投手を指名しました。その藤井投手は広島を戦力外になった後、独立リーグを経て、2022年にソフトバンクの中継ぎとして一気に飛躍を遂げました。
プロ全体で見ると、古豪・岡山東商高を筆頭に、岡山南高、関西高といった高校が多く指名されています。一時期はプロ指名が減少傾向にあったものの、2011年以降は9人の選手が指名されています。そんな中、2019年、ついにドラフト1位指名選手が誕生しました。阪神1位指名を受けた創志学園高・西純矢投手です。150キロを越えるストレートを投げ込む投手で、パンチ力ある打撃も魅力です。翌2020年には倉敷工高の福島章大投手が中日の4位指名を受けています。
近年のドラフト指名の傾向は、従来の関西高などから、創志学園高やおかやま山陽高などに流れがスイッチしているようにも感じます。いずれにしても、今や岡山県勢の高校生は近年、注目株選手が多いということでしょう。
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広島県内の高校から指名を受けた選手のリストです。高校を中退後入団した選手も含まれています。
<投手> |
広陵高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
須山成二 |
1966 |
1-1 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
× |
佐伯和司 |
1970 |
1 |
302 |
88 |
102 |
2 |
3.62 |
× |
竹桝和也 |
1972 |
7 |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
中田 廉 |
2008 |
2 |
267 |
15 |
16 |
0 |
4.43 |
× |
戸手商業高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
坂井大志 |
1967 |
5 |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
盈進高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
永本裕章 |
1970 |
2 |
217 |
27 |
29 |
3 |
4.19 |
× |
田辺繁文 |
1977 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
18.00 |
× |
竹原高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
福島義隆 |
1973 |
4 |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
望月卓也 |
1974 |
2 |
113 |
6 |
10 |
1 |
5.07 |
× |
広島工業高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
小林誠二 |
1975 |
4 |
222 |
29 |
15 |
20 |
3.70 |
× |
戸手商業高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
川中圭三 |
1977 |
5 |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
<野手> |
崇徳高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
上柏徳治 |
1965 |
6 |
内野手 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
福井文彦 |
1973 |
2 |
内野手 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
山崎隆造 |
1976 |
1 |
内野手 |
1531 |
4946 |
1404 |
477 |
88 |
.284 |
× |
小川達明 |
1976 |
5 |
外野手 |
548 |
449 |
113 |
72 |
15 |
.252 |
× |
広陵高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
川内雄富 |
1965 |
17 |
外野手 |
71 |
79 |
12 |
4 |
2 |
.152 |
× |
河合昭時 |
1967 |
3 |
内野手 |
6 |
6 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
× |
原伸次 |
1980 |
1 |
捕手 |
440 |
512 |
119 |
62 |
8 |
.232 |
× |
石橋文雄 |
1984 |
3 |
内野手 |
43 |
38 |
7 |
0 |
0 |
.184 |
× |
白浜裕太 |
2003 |
1 |
捕手 |
90 |
150 |
23 |
7 |
1 |
.153 |
× |
中村奨成 |
2017 |
1 |
捕手 |
88 |
134 |
29 |
10 |
2 |
.216 |
○ |
呉港高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
沖本光昭 |
1965 |
13 |
外野手 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
木山英求 |
1972 |
10 |
外野手 |
10 |
3 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
× |
広島商業高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
三村敏之 |
1966 |
1-2 |
内野手 |
1567 |
4890 |
1245 |
490 |
149 |
.255 |
× |
荒谷稔 |
1971 |
4 |
外野手 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
若松茂樹 |
1971 |
10 |
内野手 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
永田利則 |
1979 |
2 |
内野手 |
46 |
66 |
13 |
5 |
0 |
.197 |
× |
福山工業高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
中川惣一 |
1974 |
4 |
捕手 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
府中東高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
片岡光宏 |
1979 |
1 |
投手 |
179 |
395 |
96 |
15 |
44 |
.243 |
× |
<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手> |
武田高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
内野 海斗 |
ソフトバンク |
2022 |
育4 |
投手 |
○ |
谷岡 楓太 |
オリックス |
2019 |
育2 |
投手 |
× |
新庄高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
花田 侑樹 |
巨人 |
2021 |
7 |
投手 |
○ |
堀 瑞輝 |
日本ハム |
2016 |
1 |
投手 |
○ |
田口 麗斗 |
巨人 |
2013 |
3 |
投手 |
● |
崇徳高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
松本 龍憲 |
ソフトバンク |
2016 |
育6 |
内野手 |
× |
広陵高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
中村奨成 |
広島 |
2017 |
1 |
捕手 |
○ |
☆寸評☆
さすがに地元高校からの指名は多いようです。かつては、広島県内の高校の有力選手は広島カープの専売特許だったような雰囲気すら醸し出しています。そんな広島県からは、以上の26名が指名されています。
広島を本拠地に置くカープであるにもかかわらず、不思議なもので、1984年を最後に広島の高校生を指名することがなくなりました。そんな中、2003年のドラフト1位で広陵高・白浜選手を指名したことで、カープは19年ぶりに地元の高校生を指名しました。2008年には中田投手の指名もありましたが、しかし、いずれも広陵高出身ではありますが、広島出身の選手ではありません。
しかし、2017年に歴史が動きました。カープは広陵高で広島県廿日市市出身、その年の夏の甲子園で1大会6本塁打の新記録をマークした中村奨成選手を1位指名し、2球団競合の末に、見事当たりくじを引き当て、獲得することになりました。広島出身の広島の高校生指名は、実に33年ぶりのことになりました。これが、今後のドラフト指名の流れを変えることになるのかとも思いましたが、入団後、いろいろ問題がありすぎて、かえってカープは地元指名を遠ざける可能性もありそうな…
ちなみに、プロ野球全体を見てみると、広島県の高校からの指名選手は一時期は減少傾向にあったのですが、ここ5年くらい、再び息を吹き返しているようです。注目選手が毎年のように生まれてきている土地柄なのは間違いないでしょう。広陵高が安定した強さを見せているため、広島の高校野球の中心には広陵がどっしりと腰をすえている印象がありますが、2019年には武田高から初のプロ野球選手(オリックス育成2位・谷岡楓太投手)も誕生しており、これからも目が離せない存在です。
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山口県内の高校から指名された選手のリストです。
<投手> |
宇部商業高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗北 |
セーブ |
防御率 |
現役 |
有田哲三 |
1967 |
8 |
17 |
1 |
0 |
0 |
5.88 |
入団せず |
<野手> |
宇部鴻城高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
石川政雄 |
1968 |
4 |
捕手 |
34 |
40 |
7 |
0 |
0 |
.175 |
× |
下関商業高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
前田三郎 |
1970 |
5 |
捕手 |
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
× |
桜ヶ丘高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
山形和幸 |
1971 |
6 |
捕手 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
× |
木本茂美 |
1972 |
8 |
捕手 |
15 |
20 |
3 |
2 |
1 |
.150 |
× |
下関商業高等学校 |
選手名 |
指名年 |
順位 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
打点 |
本塁打 |
打率 |
現役 |
松林和雄 |
1980 |
3 |
外野手 |
38 |
48 |
7 |
5 |
2 |
.163 |
× |
<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手> |
下関国際高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
古賀 康誠 |
楽天 |
2022 |
育2 |
投手 |
○ |
宇部工高等学校 |
選手名 |
チーム |
指名年 |
順位 |
守備 |
現役 |
小森航大郎 |
ヤクルト |
2021 |
4 |
内野手 |
○ |
☆寸評☆
以上の6名です。中国地方は、広島県、岡山県、山口県共に、かつてはカープの選手の宝庫であったにもかかわらず、近年は指名がほとんどないのが現状です。見ていて面白いのは、やたらと捕手の指名が多いことですね。これはたまたまでしょうが…。ただ、山陰地方を注目地域に入れている以上、山口県、特に北部地域からは目を離すことは出来ないのではないでしょうか。
プロ全体で見ると、古豪・宇部商高を中心に宇部鴻城高や下関商高などが中心となっていますが、その勢いは70年代前半までとなっています。近年では、2010年に南陽工高の岩本投手が当時、17年ぶりに山口県下の高校生として指名されました。そして、2021年、宇部工高の小森航太郎選手がヤクルトの4位指名を受けました。山口県下の高校生がドラフト指名されるのは、11年ぶりのことであり、翌2022年にも下関国際高・古賀康誠投手が指名を受け、2年連続でのプロ野球選手輩出となりました。
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