関東地区(北関東&埼玉、千葉)の社会人チーム編(2024年版!)

茨城県

栃木県

群馬県

埼玉県

千葉県

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茨城県

現在は新日鐵住金鹿島、日立製作所、茨城ゴールデンゴールズなどの企業・クラブチームがあります。


新日鐵住金鹿島からの指名選手リスト

 日本製鉄鹿島(旧・新日鐵住金鹿島)から指名された選手のリストです。

<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手>
選手名 チーム 指名年 順位 守備 現役
大津亮介 ソフトバンク 2022 2 投手
大貫晋一 DeNA 2018 3 投手
横山雄哉 阪神 2014 1 投手 ×
石崎 剛 阪神 2014 2 投手 ×

 21世紀に入ってから9選手が、通算で11名の選手がプロからの指名を受けています。しかも2014年は阪神が横山投手、石崎投手を1位、2位で指名しました。主戦投手を同じ球団が上位で指名するほどに、当時は注目度が高い社会人チームでした。その後は、やや指名間隔が開いていますが、2018年には4年ぶりに大貫選手が横浜DeNAから、2022年にはやはり4年ぶりに大津亮介投手がソフトバンクから、それぞれ指名を受けています。4年間隔…これは偶然でしょうか。
 カープにとっては指名のないチームではありますが、注目選手を輩出する傾向のあるチームだけに、目が離せない存在といえます。

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日立製作所からの指名選手リスト

 日立製作所から指名された選手のリストです。

<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手>
選手名 チーム 指名年 順位 守備 現役
佐々木俊輔 巨人 2023 3 外野手
豊田 寛 阪神 2021 6 外野手
鈴木 康平 オリックス 2017 2 投手
菅野 剛士 ロッテ 2017 4 外野手
田中 俊太 巨人 2017 5 内野手

 1998年以来、指名のなかった日立製作所ですがここへきて、再びプロに進む選手が増えており、プロでの注目度も徐々に盛り返してきています。2017年にはオリックス2位で鈴木康平投手、巨人5位でカープ・田中広輔選手の実弟である田中俊太選手ら3選手が一気に指名されました。2021年には4年ぶりに豊田寛選手が阪神の6位指名を、2023年には佐々木俊輔選手が巨人の3位指名をそれぞれ受けています。これだけを見る限りでは、巨人との縁が深いのでしょうか。

 カープではどうか・・・というと、社会人選手の指名が少ないだけに何ともいえませんが、全体的に注目度の高いチームだけに、今後もチーム事情から補強する必要が大いにあるポジションであれば、獲得に向かう可能性もないわけではないと思います。実際、2017年は鈴木康平投手や田中俊太選手がリストに入っていたというニュースもあっただけに、今後も要注目です。

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日鉱日立からの指名選手リスト

 日鉱日立から指名された選手のリストです。なお、チームはすでに廃部されているため、最後のコメントは控えさせていただきます。

<投手>
選手名 指名年 順位 試合数 勝利 敗北 セーブ 防御率 現役
千葉 剛 1969 1 7 0 2 0 4.50 ×

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日本ウェルネススポーツ大学からの指名選手リスト

 日本ウェルネススポーツ大学から指名された選手のリストです。

<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手>
選手名 チーム 指名年 順位 守備 現役
菅原 祥太 ロッテ 2016 育2 外野手 ×

 2012年に開校した日本ウェルネススポーツ大学。2013年からは茨城県の社会人野球連盟に加入しています。「大学」ではありますが、大学リーグではなく、社会人や旧チームとして活動しているのが大きな特徴であるこのチーム。そんな日本ウェルネススポーツ大学から初めてのプロ野球選手が誕生しました。2016年、育成ドラフト2位で指名された菅原祥太選手です。まだ創部間もないチームですが、わずか4年目で育成といえどもプロ野球選手が誕生したのです。

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栃木県

現在は作新クラブ、全足利クラブなどの企業・クラブチームがあります。


全足利クラブからの指名選手リスト

 現時点でカープから指名された選手はいません。

 地元の企業や役場などで勤務している選手がほとんどと言う異色のクラブチームです。プロ全体で見ても、2008年に岡田幸文選手が千葉ロッテから育成ドラフト6巡で指名されましたが、これは1992年の小倉恒投手以来、なんと16年ぶりということになりました。しかし、その岡田選手は2011年から12年にかけて、2年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなど、千葉ロッテの主力として活躍しました。2011年には福岡ソフトバンクの育成6位で笹沼明広選手が指名されています。これまで、育成選手が中心ですが、その中でも負けないタフな選手がプロの世界に台頭しているという印象です。

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群馬県

現在は富士重工などの企業・クラブチームがあります。


SUBARU(旧富士重工)からの指名選手リスト

 SUBARU(旧富士重工)から指名された選手のリストです。

<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手>
選手名 チーム 指名年 順位 守備 現役
弓削 隼人 楽天 2018 4 投手
西村 凌 オリックス 2017 5 捕手 ×
 現時点でカープから指名された選手はいません。

 群馬県太田市を拠点に、1953年に創立された、社会人チームでも老舗です。プロ野球選手もコンスタントに輩出していますが、21世紀に入ってからは3人のみ。しかし、2013年には東明大貴投手が即戦力投手の期待をこめて、オリックスから2位で指名を受けて入団し、2015年には10勝をマークしました。その後は、2017年、2018年と2年連続でプロ選手を輩出しました。オリックスの指名選手が多いのが、注目点でしょうか。

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埼玉県

現在は日本通運、Honda、全浦和野球団などの企業・クラブチームがあります。


日本通運からの指名選手リスト

 日本通運から指名された選手のリストです。

<野手>
選手名 指名年 順位 守備 試合 打数 安打 打点 本塁打 打率 現役
木村一喜 1999 2 捕手 335 587 153 59 6 .261 ×

<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手>
選手名 チーム 指名年 順位 守備 現役
古田島成龍 オリックス 2023 6 投手
高野 修汰 ロッテ 2022 4 投手
柴田 大地 ヤクルト 2021 3 投手
生田目 翼 日本ハム 2018 3 投手
友永翔太 中日 2014 3 外野手 ×
 現時点でカープからは木村一選手、1人だけの指名となっています。その木村一選手は、正捕手として期待され、規定打席不足ながら打率3割台を残した年もありましたが、捕手としての守備力に課題があり、成長が頭打ちとなってしまいました。むしろ、試合の外では、当時の山本監督が大切にしていたお酒を盗み飲みしたりなどで目立っていた印象があります。

 プロ野球全体で見れば、毎年のようにプロ野球選手を輩出している社会人チームの名門といえるでしょう。2018年には大学時代からその素質が注目されていた生田目翼投手が、日本通運からは4年ぶりに指名されました。さらに2021年には柴田大地投手がヤクルトの3位指名を、2022年には高野修汰選手がロッテの4位指名を、2023年には古田島成龍投手がオリックスの4位指名をそれぞれ受け、3年連続の指名選手誕生となりました。21世紀以降では、北海道日本ハムで毎年安定した投球を見せている武田久投手や、2013年には一気に9勝をマークしてブレイクした古谷拓哉投手、アンダースロー投手である牧田和久投手ら長く1軍で活躍した選手も多いのが特徴です。

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Hondaからの指名選手リスト

 Hondaから指名された選手のリストです。

<投手>
選手名 指名年 順位 試合数 勝利 敗北 セーブ 防御率 現役
仲尾次オスカル 2015 6 25 2 0 0 6.29 ×

<野手>
選手名 指名年 順位 守備 試合 打数 安打 打点 本塁打 打率 現役
尾形佳紀 2003 4 内野手 147 477 127 42 12 .266 ×
下水流昂 2012 4 外野手 209 342 81 42 12 .237 ×

<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手>
選手名 チーム 指名年 順位 守備 現役
木浪 聖也 阪神 2018 3 内野手
齋藤 友貴哉 阪神 2018 4 投手
松田 進 ロッテ 2017 7 内野手 ×
永野 将司 ロッテ 2017 6 投手 ×
石橋 良太 楽天 2015 5 投手 ×
阿部 寿樹 中日 2015 5 内野手
仲尾次 オスカル 広島 2015 6 投手 ×
 カープからは2人の選手が指名を受けて入団しました。その中でも、2003年のドラフト4位であった尾形佳紀選手は一時はショートのレギュラーをつかむほどまで活躍を見せていたのですが、試合中の大きな故障により、それが選手生命を短くしてしまいました。しかしその後、カープのスカウトとして活躍されており、2012年には即戦力の右の長距離砲として下水流昂選手が、2015年には仲尾次オスカル投手が指名されています。そして、2019年には丸佳浩選手のFA人的補償で巨人からHonda出身の長野久義選手を獲得しました。下水流選手はカープの球団職員にもなっており、これからもHondaとのつながりがあるかもしれません。

 プロ全体で見ても、指名選手が非常に多いのが特徴です。2015年には下位指名ながら3選手が一気に指名を受け、2017年には永野将司投手がロッテの指名を受けました。そして2018年には、2015年以来3年ぶりとなる、一挙3選手のプロ指名を受けました。コンスタントにプロ選手を輩出しているのもHondaの特徴といえるですが、このところ指名が遠ざかっているのは気になる点です。

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千葉県

現在はJFE東日本、JR千葉などの企業・クラブチームがあります。


日本製鉄かずさマジックからの指名選手リスト

 日本製鉄かずさマジック(新日鐵住金かずさマジック、かずさマジック、新日鐵君津)から指名された選手のリストです。

<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手>
選手名 チーム 指名年 順位 守備 現役
玉井大翔 日本ハム 2016 8 投手
加藤貴之 日本ハム 2015 2 投手
岡本 健 ソフトバンク 2013 3 投手 ×
 合併や統廃合などで、どんどんチーム名が変わっているのがこの日本製鉄かずさマジックでしょう。その名前からも、あれこれと合併が繰り返されたかを感じさせます。21世紀に入ってからは、2013年には福岡ソフトバンクが岡本健投手を指名したことで、今世紀初の指名選手誕生となりました。そして2015年にはドラフト2位で北海道日本ハムが加藤貴之投手を指名しました。

 かずさマジック、新日鐵君津とチーム名は変わっていますが、今でもプロ選手を輩出する土壌は変わっていないようですが、このところ指名選手が出ていません。

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JFE東日本からの指名選手リスト

 JFE東日本から指名された選手のリストです。

<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手>
選手名 チーム 指名年 順位 守備 現役
今川 優馬 日本ハム 2020 6 外野手
 過去にカープからの指名はありませんが、21世紀に入ってからは5名の選手が指名されています。特に特徴的なのが、ドラフトでも特別、下位の指名が目立つということ。2001年のオリックス10位の指名を受けた後藤光尊選手は、10位という非常に下位の指名ではありますが、2011年には月間MVPを受賞するなどの活躍を見せ、2014年にはトレードで東北楽天へ移籍しました。

 最近では上位指名も目立つJFE東日本。特に2010年には横浜が1位指名で須田投手を獲得しました。2000年には阪神が1位で藤田太陽投手を指名するなど、上位指名も多いのがこのチームの特徴でもあります。2020年には北海道日本ハムのドラフト6位で今川優馬選手が指名され、実に8年ぶりのプロ野球選手誕生となりました。関東の社会人チームの指名も見られるカープにあっても、やはりこのチームは目が離せません。

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NTT関東からの指名選手リスト

 NTT関東から指名された選手のリストです。なお、チームはすでに廃部されているため、最後のコメントは控えさせていただきます。

<投手>
選手名 指名年 順位 試合数 勝利 敗北 セーブ 防御率 現役
長冨浩志 1985 1 464 77 77 10 3.84 ×
畝 龍実 1988 3 7 0 0 0 10.57 ×
遠藤竜志 1997 1 30 2 2 0 5.04 ×

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