仙台六大学野球から指名された選手のリストです。
仙台大から指名された選手のリストです。
<12球団の過去10年(2013年)からの指名選手> | |||||
選手名 | チーム | 指名年 | 順位 | 守備 | 現役 |
辻本倫太郎 | 中日 | 2023 | 3 | 内野手 | ○ |
川村 友斗 | ソフトバンク | 2021 | 育2 | 外野手 | ○ |
宇田川優希 | オリックス | 2020 | 育3 | 投手 | ○ |
佐野 如一 | オリックス | 2020 | 育5 | 外野手 | × |
大関 友久 | ソフトバンク | 2019 | 育2 | 投手 | ○ |
佐藤 優悟 | オリックス | 2019 | 育7 | 外野手 | × |
馬場 皐輔 | 阪神 | 2017 | 1 | 投手 | ● |
熊原 健人 | DeNA | 2015 | 2 | 投手 | × |
☆寸評☆
近年では仙台六大学野球でも上位に食い込み、今や仙台6大学野球をリードする存在にまで上り詰めた仙台大。2015年に横浜DeNAが2位で、当時カープの上位指名候補にも名前が挙がっていた熊原健人投手を指名し、さらに2年後の2017年には馬場皐輔投手が阪神の1位指名を受けました。いきなりの上位指名ラッシュとなりました。
その後も、育成選手が中心となりましたが、毎年のように指名選手が相次いでおり、2023年には中日がドラフト3位で辻本倫太郎選手を指名し、6年ぶりの支配下指名選手誕生となりました。今後も目が離せない、注目校となっています。
☆寸評☆
この仙台六大学リーグでは宮城教育大とともに国立大学である東北大学ですが、プロ野球界へ選手の誕生とまでは至っていないの現状です。リーグでも下位に沈んでいるだけに、まずは中位でもランクアップしていきたいところです。
東北学院大から指名された選手のリストです。
<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手> | |||||
選手名 | チーム | 指名年 | 順位 | 守備 | 現役 |
鈴木 遼太郎 | 日本ハム | 2017 | 6 | 投手 | × |
本田 圭佑 | 埼玉西武 | 2015 | 6 | 投手 | ○ |
☆寸評☆
2006年に希望枠で西武が岸孝之投手を指名して以来、現在までに4名の選手が指名されています。いずれも21世紀以降であり、近年になって注目を集めている大学といえるでしょう。先述の岸投手はチームでも先発ローテーションの一角を担う投手となっており、2017年からはFA移籍した東北楽天でプレーしています。2010年以降は3人の選手が指名されており、比較的コンスタントにプロ選手を輩出していますが、近年はやや指名が遠ざかっている傾向があります。
☆寸評☆
現時点では東京工業大学から指名されたプロ選手はいません。仙台六大学野球では中位には位置づけるものの、なかなか上位へ食い込むことが出来ない状態が続いています。
東北福祉大から指名された選手のリストです。
<野手> | ||||||||||
選手名 | 指名年 | 順位 | 守備 | 試合 | 打数 | 安打 | 打点 | 本塁打 | 打率 | 現役 |
金本知憲 | 1991 | 4 | 外野手 | 2452 | 8559 | 2447 | 1491 | 470 | .286 | × |
石原慶幸 | 2001 | 4 | 捕手 | 1620 | 4335 | 1022 | 378 | 66 | .236 | × |
<12球団の過去10年(2014年)からの指名選手> | |||||
選手名 | チーム | 指名年 | 順位 | 守備 | 現役 |
甲斐 生海 | ソフトバンク | 2022 | 3 | 外野手 | ○ |
杉沢 龍 | オリックス | 2022 | 4 | 外野手 | ○ |
入山 海斗 | オリックス | 2022 | 育3 | 投手 | ○ |
椋木 蓮 | オリックス | 2021 | 1 | 投手 | ○ |
大竹 風雅 | ソフトバンク | 2021 | 5 | 投手 | ○ |
大里 昂生 | オリックス | 2021 | 育3 | 内野手 | ○ |
三浦 瑞樹 | ソフトバンク | 2021 | 育4 | 投手 | ○ |
山野 太一 | ヤクルト | 2020 | 2 | 投手 | ○ |
元山 飛優 | ヤクルト | 2020 | 4 | 内野手 | ● |
津森 宥紀 | ソフトバンク | 2019 | 3 | 投手 | ○ |
楠本 泰史 | DeNA | 2017 | 8 | 内野手 | ○ |
笠井 駿 | 巨人 | 2017 | 育3 | 外野手 | × |
長坂 拳弥 | 阪神 | 2016 | 7 | 捕手 | ○ |
佐藤 優 | 中日 | 2015 | 2 | 投手 | × |
☆寸評☆
仙台六大学リーグの中で、プロ野球界に限ってみれば、一際光り輝いている大学が東北福祉大学です。カープからも2名の選手が指名を受けました。金本選手は「鉄人」の相性でも知られ、カープ、阪神でプレー、阪神では監督も務めました。石原選手は正捕手としてカープ一筋19年で、2020年に惜しまれながらも現役引退しましたが、巧みなリードで投手を引っ張り、2016年のカープ優勝に大きく貢献したカープ史上最強捕手であり、2023年からはコーチに就任します。
2000年代には毎年のように多くの選手をプロに輩出していた東北福祉大ですが、一時は何となくそのペースが落ちてきているように感じました。それでも近年は再び盛り返し、2021年は4選手、2022年は3選手が指名を受け、ここ5年で実に10選手が指名されています。とりわけ2021年はドラフト1位で、カープも注目していた椋木投手をはじめ、4人の選手が一気に指名されました。これは東北福祉大では初の快挙となります。それだけ、プロ球界から注目される存在の大学です。
☆寸評☆
現時点では宮城教育大学から指名されたプロ選手はいません。