CARP選手名鑑2025<育成選手>

 2025年カープの選手名鑑育成選手編です。

【投手】

120 杉田 健
Takeru Sugita
(静岡出身・2001年8月28日生まれ・24歳・23年育成1位)
昨シーズン1軍出場なし
昨シーズン2軍成績18試合2勝5敗0S、防御率3.12
打者との駆け引きを楽しみながらピッチングができる右腕はルーキーイヤーながらオープン戦でも首脳陣にインパクトを与える投球を見せた。ウエスタンリーグでは主に先発として、球威あるストレートや変化球を上手く駆使して、安定した内容でアピールした。オフには黒田球団アドバイザーからの助言で、フォークのような縦に変化する変化球の習得も目指している。ピッチングの幅を広げて、2軍で圧倒的な成績を残し、支配下昇格を勝ち取る。

122 小船 翼
Tsubasa Kobune
(神奈川県出身・2006年6月20日生まれ・19歳・24年育成1位)
身長198センチという超長身右腕は、まだ少しずつ身長が伸びているという。その長身から投げ込むストレートは最速152キロで、スカウトからはストレートだけで抑え込めるだけの球威があると評価している。一方で、体幹の弱さを指摘されており、まずはプロとしての身体を作っていくことから始めることになるだろう。ひとまずの目標は新井監督が指揮をしている間に1軍で登板すること…それを達成するために、一歩一歩階段を上がる。

125 辻 大雅
Taiga Tsuji
(神奈川県出身・2004年8月29日生まれ・20歳・22年育成3位)
昨シーズン1軍出場なし
昨シーズン2軍成績13試合0勝1敗0S、防御率5.84
昨季はウエスタンリーグでも登板機会は増えたものの、12.1イニングで21本のヒットを浴びており、なかなか自身のピッチングが打者に通用していない。その要因の1つとしては、ルーキーイヤーに比べてストレートの球速が落ちており、打者にとっては打ちごろになっていることが挙げられるだろう。ストレートの球威に磨きをかけることを目標に、徐々に手応えもつかんできた。いよいよ育成3年目…とにかく2軍で結果を残す。

126 竹下 海斗
Kaito Takeshita
(福井県出身・2006年11月6日生まれ・19歳・24年育成2位)
名門・敦賀気比高では、投げては技巧派の最速142キロ左腕として、打ってはクリーンアップを担い、まさに二刀流でチームの中心となった。投打ともに魅力があるが、プロの世界では投手に専念する。チェンジアップが大きな武器で、ストレートとのフォームの違いが分からないほど。起用さがあり、スカウトも「早くから出てくる」と評価も高い。身体を作り、ストレートの球威が増せば、ピッチングの技術が高いだけに、伸びしろは大きい。

128 杉原 望来
Mirai Sugihara
(大阪府出身・2005年9月23日生まれ・20歳・23年育成3位)
昨シーズン1軍出場なし
昨シーズン2軍成績2試合0勝0敗0S、防御率13.50
ルーキーイヤーはウエスタンリーグで2試合の登板ながら、一発を浴びるなど、プロのレベルの高さを痛感した。しかし、球の出どころが掴みにくいフォームで、変化球自体もキレがあり、投手としての将来性の高さをそこかしこに感じる。しかし、ストレートの球速が130キロ台中盤ではプロの打者を抑えるには厳しい。球速やコントロールのアップなど、課題は山積しているが、少しずつレベルアップして、支配下登録への足がかりとなる1年にしたい。

129 小林 樹斗
Tatsuto Kobayashi
(和歌山県出身・2003年1月16日生まれ・22歳・20年4位)
昨シーズン1軍登板なし
昨シーズン2軍成績18試合1勝2敗1S、防御率5.30
ルーキーイヤーから1軍でプロ初登板初先発を経験し、いきなり最速152キロのストレートを披露するなど、2年目以降の活躍が期待されたが、相次ぐ疲労骨折の影響で、一昨年の秋には骨移植手術を行った。昨季6月にウエスタンリーグでようやく復活登板を果たし、再スタートを切ったが、なかなか本来のストレートを取り戻せなかった。今季からは育成契約となるが、それも素質の高さを球団が評価しているからだろう。球威を取り戻し、支配下復帰を目指す。

【捕手】

122 安竹 俊喜
Toshiki Yasutake
(静岡県出身・2001年4月17日生まれ・24歳・24年育成3位)
静岡高時代はブルペン捕手。卒業後、地元・静岡大の一般入試で失敗し、1浪時代は野球からも遠ざかりながも、合格した苦労人だ。大学時代もアルバイトをしながら、トレーニングに励み、ついには育成ながらプロ入りを実現させた。セカンドへの送球が1.8秒という強肩と素早いスローイング、さらには相手を研究することでリードセンスに磨きをかけた。静岡大には1つ先輩の佐藤啓選手が1年目から支配下登録されている。それに続きたい。

【内野手】

127 前川 誠太
Seita Maekawa
(京都府出身・2003年4月4日生まれ・21歳・21年育成3位)
昨シーズン1軍出場なし
昨シーズン2軍成績64試合3本塁打13打点、打率.277
育成3年目の昨季、勝負のシーズンで、出だしこそ低空飛行ながら、6月以降一気に調子を上げ、一時はウエスタンリーグでも打率3割を目前にするところまで浮上した。シーズン最終戦の最後の打席でレフトスタンドに大きな一発を放ち、長打力もアピールした結果、なんとか育成4年目のチャンスを掴み取った。シーズン終了後は左足首の手術を行ったが、順調に回復。今季は昨季以上の成果を残して、念願の支配下登録を実現する。

127 モイセス・ラミレス
Moises Ramirez
(ドミニカ共和国出身・2002年2月1日生まれ・22歳)
昨シーズン1軍出場なし
昨シーズン2軍成績43試合2本塁打11打点、打率.162
とにかく三振が多いものの、パワーは折り紙付き…極めて「粗削り」であることは、打席数の約4割に及ぶ三振数にも表れている。実際、開幕から相手投手に翻弄され、8月中旬まで打率は1割ですらも切っていた。しかし、9月に入ると、来日初本塁打を放ち、月間の打率は.357と何かを掴みつつあるようだ。昨季のウエスタンリーグでの得点圏打率が.269と勝負強さもあり、原石が光を放ち始めると、一気に支配下登録もあり得る。

【外野手】

121 名原 典彦
Norihiko Nabara
(広島県出身・2000年6月24日生まれ・25歳・22年育成1位)
昨シーズン1軍出場なし
昨シーズン2軍成績72試合0本塁打10打点、打率.256
昨季は育成2年目となったが、限られた出場機会の中でなかなか打撃での成長をアピールすることができない時期が長く続いた。しかし、第2の故郷ともいえる青森・弘前でのファーム交流戦で、2試合連続スタメン起用で結果を残し、息を吹き返し、シーズン最終盤には4試合連続ヒットを放ったことも。持ち味の俊足を活かして、ウエスタンリーグで11盗塁で、2年連続でチームトップに。足と守備は1軍レベルだけに、打撃をアップして支配下を勝ち取る。

131 ネルソン・ロベルト
Neison Roberto
(ドミニカ共和国出身・2000年10月27日生まれ・24歳)
昨シーズン1軍出場なし
昨シーズン2軍成績62試合2本塁打16打点、打率.203
パワーには目を見張る物があるが、とにかけ粗削りで、ウエスタンリーグでも6月中旬まで打率は1割を切り、対応には苦しんだ。しかし、わずかではあるが、徐々に結果が出始め、長打力も飛び出すようになり、終わってみれば辛うじて打率2割を上回り、放ったヒットの半数近くが長打だった。これは本人にとっても大きな成果だろう。今季は逆方向にも伸びる打球を放ち、さらに長打を試合の中で活かすことで、支配下登録により近づきたい。