打順別のスタメン出場試合数トップの選手 | ||
打順 | 選手 | 試合数 (全143試合) |
1 | 田中広輔 | 142 |
2 | 菊池涼介 | 140 |
3 | 丸佳浩 | 143 |
4 | 新井貴浩 | 63 |
5 | ブラッド・エルドレッド | 63 |
6 | 鈴木誠也 | 73 |
7 | 安部友裕 | 52 |
8 | 石原慶幸 | 78 |
9 | 野村祐輔 | 28 |
ポジション別のスタメン出場試合数トップの選手 | ||
ポジション | 選手 | 試合数 (全143試合) |
ピッチャー | 野村祐輔 | 28 |
キャッチャー | 石原慶幸 | 78 |
ファースト | 新井貴浩 | 111 |
セカンド | 菊池涼介 | 141 |
サード | 安部友裕 エルトル・ルナ |
53 |
ショート | 田中広輔 | 143 |
レフト | ブラッド・エルドレッド | 65 |
センター | 丸佳浩 | 143 |
ライト | 鈴木誠也 | 123 |
25年ぶりのセリーグ制覇を達成した2016年。打線の調子が悪い年というのは、打順が固定されていない、複数の打順やポジションで1人の選手がスタメン起用トップになることもある…そういったことも多々あるのですが、やはりこの年は、特に、いわゆる「タナキクマル」の上位打線が3人とも1〜3番でほぼ固定されています。そこに新井選手、エルドレッド選手いう長距離砲も機能し、鈴木誠也選手が台頭してきたという、バランスが非常に取れた打線となりました。ただ、サードだけはルナ選手が故障がちで、なかなか固定できなかった部分はありましたが…。それくらい欠点が少ない1年でもありました。
打順別のスタメン出場試合数トップの選手 | ||
打順 | 選手 | 試合数 (全143試合) |
1 | 田中広輔 | 142 |
2 | 菊池涼介 | 136 |
3 | 丸佳浩 | 142 |
4 | 鈴木誠也 | 98 |
5 | 松山竜平 | 55 |
6 | ブラッド・エルドレッド | 72 |
7 | 安部友裕 | 60 |
8 | 会沢翼 | 78 |
9 | 野村祐輔 | 24 |
ポジション別のスタメン出場試合数トップの選手 | ||
ポジション | 選手 | 試合数 (全143試合) |
ピッチャー | 野村祐輔 | 24 |
キャッチャー | 会沢翼 | 87 |
ファースト | ブラッド・エルドレッド | 61 |
セカンド | 菊池涼介 | 136 |
サード | 安部友裕 | 85 |
ショート | 田中広輔 | 143 |
レフト | 松山竜平 | 80 |
センター | 丸佳浩 | 143 |
ライト | 鈴木誠也 | 115 |
25年ぶりのリーグ制覇を達成し、さらにその翌年である2017年も連覇に成功したカープ。CSに敗れ、日本シリーズ進出ならず、悔しい思いをしたシーズンでもありました。
そんな2017年の打順別、ポジション別のスタメン出場試合数を見ると、前年と大きく変化したと言えば、鈴木誠也選手の急成長により、4番がベテランの新井貴浩選手から鈴木選手へとスムーズな世代交代が進んだということでしょう。また、捕手も石原慶幸選手から会沢翼選手へと移行していきました。リーグ連覇を成し遂げる中でも、4番と捕手というチームの攻守にわたる軸となるポジションのメインが世代交代するという点で、チームが新たなステージに進んだ1年だったといえるでしょう。
打順別のスタメン出場試合数トップの選手 | ||
打順 | 選手 | 試合数 (全143試合) |
1 | 田中広輔 | 116 |
2 | 菊池涼介 | 136 |
3 | 丸佳浩 | 122 |
4 | 鈴木誠也 | 115 |
5 | 松山竜平 | 74 |
6 | 野間峻祥 | 39 |
7 | 会沢翼 | 38 |
8 | 会沢翼 | 43 |
9 | 大瀬良大地 | 25 |
ポジション別のスタメン出場試合数トップの選手 | ||
ポジション | 選手 | 試合数 (全143試合) |
ピッチャー | 大瀬良大地 | 25 |
キャッチャー | 会沢翼 | 88 |
ファースト | 松山竜平 | 55 |
セカンド | 菊池涼介 | 138 |
サード | 西川龍馬 | 80 |
ショート | 田中広輔 | 143 |
レフト | 野間峻祥 | 70 |
センター | 丸佳浩 | 121 |
ライト | 鈴木誠也 | 116 |
カープはこの年、球団史上初となるリーグ3連覇を達成しました。しかし、シーズン序盤は鈴木選手や丸選手が離脱する時期もあり、いわゆる「タナキクマル」が揃わない試合も目立ちました。また、1た番は田中選手に代わって、野間選手が入るケースもあり、打線に関しては、過去2年に比べると、なかなか思うようにはいかず、オーダーを組むのに苦労を重ねたことが伝わります。
この年は野間選手が台頭し、西川選手は6番で21試合、7番で30試合、8番で19試合と、打順は固定的ではなかったものの、サードでは最多スタメン出場となりました。一方で、この年のオフには新井貴浩選手やエルドレッド選手(正式な引退は翌年の8月)といった、チームの精神的支柱であった選手が引退し、丸選手がFA移籍し、何やら1つの時代が終わったように感じた1年でもありました。
打順別のスタメン出場試合数トップの選手 | ||
打順 | 選手 | 試合数 (全143試合) |
1 | 西川龍馬 | 60 |
2 | 菊池涼介 | 135 |
3 | X・バティスタ | 72 |
4 | 鈴木誠也 | 108 |
5 | 松山竜平 | 52 |
6 | 会沢翼 | 51 |
7 | 会沢翼 | 28 |
8 | 小園海斗 | 38 |
9 | K・ジョンソン | 26 |
ポジション別のスタメン出場試合数トップの選手 | ||
ポジション | 選手 | 試合数 (全143試合) |
ピッチャー | K・ジョンソン | 27 |
キャッチャー | 会沢翼 | 100 |
ファースト | X・バティスタ | 89 |
セカンド | 菊池涼介 | 137 |
サード | 安部友裕 | 68 |
ショート | 田中広輔 | 82 |
レフト | 西川龍馬 | 53 |
センター | 西川龍馬 | 72 |
ライト | 鈴木誠也 | 139 |
リーグ4連覇を目指してスタートした2019年ですが、この年はそれまでの3連覇の立役者の1人であり、強さの象徴でもあった「タナキクマル」のうち、丸佳浩選手がFA権を行使して巨人に移籍し、1つの時代の終わり、そして丸選手の抜けた穴をいかに埋め、次の時代を築くかということも大きなテーマとなりました。
ただ、2018年に打率.306、39本塁打、97打点、出塁率.468…この凄まじい成績を残した選手の穴を埋めることは到底できませんでした。さらに田中広輔選手も不振や故障で1番打者として定着できず、「タナキクマル」の解体を余儀なくされました。丸選手に代わって3番を務める機会が増えたバティスタ選手もドーピング陽性のために、8月に戦線離脱。3連覇の重要なピースが抜け落ちたことで、今まで上手く回っていたものが、急に音を立てて崩れ落ちたことが、前年の最多スタメンやポジションとの違いを見ても、鮮明に分かる…そんな1年となりました。
打順別のスタメン出場試合数トップの選手 | ||
打順 | 選手 | 試合数 (全120試合) |
1 | 西川龍馬 | 30 |
2 | 菊池涼介 | 60 |
3 | 鈴木誠也 | 34 |
4 | 鈴木誠也 | 82 |
5 | 松山竜平 | 69 |
6 | 会沢翼 | 38 |
7 | 堂林翔太 | 44 |
8 | 田中広輔 | 61 |
9 | 九里亜蓮 | 20 |
ポジション別のスタメン出場試合数トップの選手 | ||
ポジション | 選手 | 試合数 (全120試合) |
ピッチャー | 九里亜蓮 | 20 |
キャッチャー | 会沢翼 | 60 |
ファースト | 松山竜平 | 101 |
セカンド | 菊池涼介 | 101 |
サード | 堂林翔太 | 92 |
ショート | 田中広輔 | 110 |
レフト | ホセ・ピレラ | 58 |
センター | 西川龍馬 | 74 |
ライト | 鈴木誠也 | 117 |
2020年といえば、新型コロナウイルスの感染拡大が脅威となり、緊急事態宣言も発令された年でした。その影響はプロ野球にも及び、開幕は二転三転し、6月にまでずれ込み、さらにはシーズン前半は無観客試合もあるなど、異例なことばかりでした。
開幕が大幅にずれ込んだことで、シーズンの開催試合数も120に減少。カープは佐々岡真司新監督が就任し、いきなりコロナ禍の最中で難しい舵取りを余儀なくされました。それは打順にも現れ、100試合以上、打順を固定した選手がなく、特にかつては「タナキクマル」がガッチリ固定されていた上位打線のうち、1番と3番という打線のキーマンも流動的になりがちでした。ただ、この年、堂林選手が長年の不振からようやく脱し、サードで出場試合数を増やしたこと、さらには森下投手が新人王を獲得したこと…厳しい1年でも、嬉しい話題もありました。