打順&ポジション別最多スタメン
(2011〜2015)

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2013年

打順別のスタメン出場試合数トップの選手
打順 選手 試合数
(全143試合)
1 フレッド・ルイス 43
2 菊池涼介 99
3 丸 佳浩 67
4 ブラッド・エルドレッド 62
5 松山竜平 59
6 梵 英心 54
7 堂林翔太 75
8 石原慶幸 90
9 ブライアン・バリントン 28
ポジション別のスタメン出場試合数トップの選手
ポジション 選手 試合数
(全143試合)
ピッチャー ブライアン・バリントン 28
キャッチャー 石原慶幸 108
ファースト キラ・カアイフエ 63
セカンド 菊池涼介 137
サード 堂林翔太 105
ショート 梵 英心 105
レフト フレッド・ルイス 64
センター 丸佳浩 123
ライト 松山竜平 74

 カープが1997年以来、実に16年ぶりにAクラスに入り、球団史上初めてクライマックスシリーズに進出した2013年。この年から一気にチーム力が高まり、2016年からのリーグ3連覇に向けての土台となる部分が出来てきた…そんなシーズンでした。

 打順を見れば、確かにシーズン途中にキラ選手が加入したり、1番打者がなかなか定まらなかったりという部分はありますが、多くは2番に菊池涼選手、3番に丸選手が座り、主軸にエルドレッド選手、松山選手と、打順そのものはまだ流動的ではあるものの、リーグ3連覇時の形がボンヤリ見えてきました。またポジションでもセカンドに菊池涼選手、センターに丸選手、そして捕手に石原選手と、センターラインもかなり軸がハッキリしてきました。攻撃や守備の形が徐々に形成されてきたことが分かります。

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2014年

打順別のスタメン出場試合数トップの選手
打順 選手 試合数
(全143試合)
1 堂林翔太 53
2 菊池涼介 140
3 丸 佳浩 124
4 ブラッド・エルドレッド 110
5 キラ・カアイフエ 54
6 梵 英心 34
7 木村昇吾 42
8 石原慶幸 57
9 前田健太 25
ポジション別のスタメン出場試合数トップの選手
ポジション 選手 試合数
(全143試合)
ピッチャー 前田健太 25
キャッチャー 石原慶幸 59
ファースト キラ・カアイフエ 76
セカンド 菊池涼介 144
サード 梵 英心 45
ショート 梵 英心 50
レフト ライネル・ロサリオ 63
センター 丸佳浩 143
ライト 松山竜平 51

 2014年シーズンは、カープにとって2年連続のAクラス、CS進出を果たした1年でもありました。CSでは残念ながら、ファーストステージで阪神に敗れたものの、スタメン起用を見ると、菊池涼介選手、丸佳浩選手が2番、3番にガッチリ座る試合が増え、さらに田中広輔選手が下位打線でスタメン起用される試合も増えてきました。その後、セ・リーグを席巻する「タナキクマル」の上位打線の輪郭がかなりはっきりと見えてきたシーズンでもありました。

 打順を見ると、まだ1番打者や5番打者といった打線の軸を担う部分が固定されていません。ただ、先述のように、「キクマル」が確立されたシーズンであったことは間違いありません。そしてポジション別に見ると、特にサード、ショートがともに梵英心選手がトップになっていますが、起用法が一定しなかったことを示すものでもあります。外野も丸選手がセンターを務めながらも、両枠を固める選手がなかなか固定できない…その後のリーグ3連覇へ向けて、骨格が少しずつ出来上がってきているといったところでしょうか。

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2015年

打順別のスタメン出場試合数トップの選手
打順 選手 試合数
(全143試合)
1 丸 佳浩 63
2 菊池涼介 122
3 丸 佳浩 59
4 新井貴浩 78
5 松山竜平
ネイト・シアーホルツ
26
6 梵 英心 44
7 田中広輔 61
8 石原慶幸 68
9 前田健太 28
ポジション別のスタメン出場試合数トップの選手
ポジション 選手 試合数
(全143試合)
ピッチャー 前田健太 28
キャッチャー 石原慶幸 73
ファースト 新井貴浩 108
セカンド 菊池涼介 143
サード 梵 英心 81
ショート 田中広輔 141
レフト ブラッド・エルドレッド 60
センター 丸佳浩 142
ライト ネイト・シアーホルツ 59

 黒田博樹投手、新井貴浩選手…移籍先は海外、国内と違えど、2008年に当時のエースと4番が同時にチームを去り、そして8年後、再びカープに戻ってきました。一気に優勝への機運が高まる中でスタートしたシーズンでしたが、なかなか思うようにはいかず、4位で終了。

 しかし、打順別のスタメン出場試合数を見ると、下位打線に田中広輔選手が座り、上位打線は丸選手、菊池選手の並びが主体。しかし、翌年からの3年連続セリーグ制覇の原動力ともなった「タナキクマル」の1〜3番でスタメン出場したことも何度かあり、いよいよ3連覇への原型が出来上がりつつある時期でした。当時はまだ5番打者が定まらなかったものの、4番には復帰した新井選手が座るようになり、全盛期をほうふつとさせるような活躍ぶりを見せ、1〜4番の打線の形が定まってきたシーズンでした。

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