香川オリーブガイナーズから指名された選手のリストです。
| <投手> | |||||||
| 選手名 | 指名年 | 順位 | 試合数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | 防御率 |
| 畝 章真 | 2019 | 育3 | - | - | - | - | - |
| <野手> | ||||||||||
| 選手名 | 指名年 | 順位 | 守備 | 試合 | 打数 | 安打 | 打点 | 本塁打 | 打率 | 現役 |
| 中村真崇 | 2011 | 育2 | 外野手 | - | - | - | - | - | - | × |
| <12球団の過去10年(2015年)からの指名選手> | ||||
| 選手名 | チーム | 指名年 | 順位 | 守備 |
| 畝 章真 | 広島 | 2019 | 育3 | 投手 |
| 松澤裕介 | 巨人 | 2015 | 育8 | 外野手 |
| 松本直晃 | 西武 | 2015 | 10 | 投手 |
| 大木貴将 | ロッテ | 2015 | 育1 | 内野手 |
| 赤松幸輔 | オリックス | 2015 | 育2 | 捕手 |
| 松澤裕介※ | 巨人 | 2015 | 育3 | 外野手 |
| ※は入団拒否 | ||||
毎年のように多くのプロ野球選手を輩出している実績を持つ四国アイランドリーグですが、香川オリーブガイナーズは多くの選手が指名されている球団の1つです。7割程度が育成選手となっていますが、中には亀沢恭平選手(現中日)のように、支配下選手登録され、1軍で活躍の場を見出した選手もいます。また、2013年の又吉克樹投手は2023年現在もなお、独立リーグでは最高位となる中日・2位指名を受け、1年目から新人王争いをするくらいを活躍を見せました。しかし、5年以上にわたって、プロ野球選手を輩出できていない状況です。
カープでは2011年の育成2位で中村真崇選手を指名しましたが、残念ながら2年で戦力外通告となりました。そして、2019年には畝章真投手を育成3位で指名しました。あの畝コーチのご子息ということで、その兼ね合いもあるのかもしれませんが、2021年で戦力外通告となりました。ちなみに2019年まで香川オリーグガイナーズの監督はあの「トラさん」こと西田真二さんが務めていました。
徳島インディゴソックスから指名された選手のリストです。
| <投手> | |||||||
| 選手名 | 指名年 | 順位 | 試合数 | 勝利 | 敗北 | セーブ | 防御率 |
| 行木 俊 | 2020 | 5 | - | - | - | - | - |
| 富永 一 | 2011 | 育1 | - | - | - | - | - |
| 弦本 悠希 | 2010 | 7 | 4 | 0 | 0 | 0 | 4.50 |
| <12球団の過去10年(2015年)からの指名選手> | ||||
| 選手名 | チーム | 指名年 | 順位 | 守備 |
| 加藤 響 | DeNA | 2024 | 3 | 内野手 |
| 中込 陽翔 | 楽天 | 2024 | 3 | 投手 |
| 工藤 泰成 | 阪神 | 2024 | 育1 | 投手 |
| 川口 冬弥 | ソフトバンク | 2024 | 育6 | 投手 |
| 椎葉 剛 | 阪神 | 2023 | 2 | 投手 |
| 宮澤 太成 | 西武 | 2023 | 5 | 投手 |
| 井上 絢登 | DeNA | 2023 | 6 | 外野手 |
| シンクレアジョセフ孝ノ助 | 西武 | 2023 | 育1 | 投手 |
| 谷口 朝陽 | 西武 | 2023 | 育2 | 投手 |
| 藤田 淳平 | ソフトバンク | 2023 | 育7 | 投手 |
| 日隈 モンテル | 西武 | 2022 | 育2 | 内野手 |
| 中山 晶量 | 日本ハム | 2022 | 育2 | 投手 |
| 茶野 篤政 | オリックス | 2022 | 育4 | 外野手 |
| 村川 凪 | DeNA | 2021 | 育1 | 外野手 |
| 古市 尊 | 西武 | 2021 | 育1 | 捕手 |
| 行木 俊 | 広島 | 2020 | 5 | 投手 |
| 戸田 懐生 | 巨人 | 2020 | 育7 | 投手 |
| 平間 隼人 | 巨人 | 2019 | 育1 | 内野手 |
| 上間 永遠 | 西武 | 2019 | 育7 | 投手 |
| 岸 潤一郎 | 西武 | 2019 | 育8 | 外野手 |
| 鎌田光津希 | ロッテ | 2018 | 育1 | 投手 |
| 伊藤 翔 | 西武 | 2017 | 3 | 投手 |
| 大蔵 彰人 | 中日 | 2017 | 育1 | 投手 |
| 福永 春吾 | 阪神 | 2016 | 6 | 投手 |
| 木下 雄介 | 中日 | 2016 | 育1 | 投手 |
| 増田 大輝 | 巨人 | 2015 | 育1 | 内野手 |
| 吉田 嵩 | 中日 | 2015 | 育2 | 投手 |
近年は、高校生においても、美間優槻選手や多田大輔選手が鳴門渦潮高出身であるように、徳島県下からの指名が増える傾向にあります。そのため、四国アイランドリーグのチームの中では、カープの指名選手は2010年の弦本悠希投手、2011年の富永一投手、そして2020年の行木俊投手と、3人の選手を指名しており、最も注目度の高いチームでもあります。特に行木投手はカープのドラフトの歴史で、独立リーグ選手としては最高位の5位指名となりました。徳島県にかかわる選手の指名が増えており、さらに四国アイランドリーグの中では、プロからの指名選手も多い傾向にあるだけに、注目度の高いチームといえるかもしれません。
プロ野球全体で見ても、最も指名選手を多く輩出しているのがこの徳島。毎年のように指名選手が誕生しており、2023年には育成選手も含めて、何と6選手が指名を受けただけでなく、うち3選手が支配下ドラフトでの指名であり、さらに椎葉剛投手にいたっては、2013年の中日2位・又吉克樹投手に並ぶ独立リーグ史上最高順位で阪神から指名を受けました。2024年もその勢いは止まらず、4選手が指名を受け、うち2人は支配下、しかもドラフト3位という中位での指名となりました。四国アイランドリーグplusでは強豪チームであるため、これからも多くの選手を輩出しそうな、独立リーグで最も注目度の高いチームといえるでしょう。
愛媛マンダリンパイレーツから指名された選手のリストです。
| <野手> | |||||||||
| 選手名 | 指名年 | 順位 | 守備 | 試合 | 打数 | 安打 | 打点 | 本塁打 | 打率 |
| 中谷 翼 | 2005 | 育1 | 内野手 | 4 | 7 | 1 | 1 | 0 | .143 |
| <12球団の過去10年(2015年)からの指名選手> | ||||
| 選手名 | チーム | 指名年 | 順位 | 守備 |
| 矢野泰二郎 | ヤクルト | 2024 | 5 | 捕手 |
| 廣澤 優 | ヤクルト | 2024 | 育2 | 投手 |
| 菊田 翔友 | 中日 | 2023 | 育2 | 投手 |
| 宇都宮葵星 | 巨人 | 2023 | 育3 | 内野手 |
| 河野 聡太 | オリックス | 2023 | 育5 | 内野手 |
| 上甲 凌大 | DeNA | 2022 | 育1 | 捕手 |
現時点で、四国アイランドリーグの中では最もプロからの指名選手が少ないのが愛媛ですが、2022年に上甲凌大選手がDeNAの育成1位指名を受け、2011年の土田瑞起投手が巨人の育成2位指名を受けて以来の指名選手となると、2023年には育成選手ばかりではありますが、一気に3選手が指名を受けました。これは愛媛マンダリンパイレーツにとっては快挙ともいえるでしょう。その勢いは2024年も続き、複数選手が指名されましたが、なんと矢野泰二郎選手は支配下となる5位指名を受けました。
カープは2005年の育成ドラフトで中谷翼選手を指名しました。前田智徳さんも認めたほどの打撃技術の持ち主でしたが、ようやくプロ初安打を放ったと思った翌日に故障してしまうという不遇のプロ野球人生…。その1安打に終わってしまったのは残念でなりません。
高知ファイティングドッグスから指名された選手のリストです。
| <12球団の過去10年(2015年)からの指名選手> | ||||
| 選手名 | チーム | 指名年 | 順位 | 守備 |
| 若松 尚輝 | DeNA | 2024 | 4 | 投手 |
| 嶋村麟士朗 | 阪神 | 2024 | 育2 | 捕手 |
| 宮森 智志 | 楽天 | 2021 | 育1 | 投手 |
| 石井 大智 | 阪神 | 2020 | 8 | 投手 |
2011年の飯田一弥選手以来、指名選手が出ていない高知ファイティングドッグス。過去の指名選手を振り返ってみると、このところは育成選手が続いていました。その中で、2006年、ロッテの大学・社会人ドラフト7位で指名され、2012年には首位打者も獲得した角中勝也選手の名前が輝いています。最も以前の指名でありながら、今なお、千葉ロッテの主力選手として活躍しています。
そして2020年には9年ぶりに阪神8位で石井大智投手が指名され、2023年には中継ぎとして阪神の日本一にも大きく貢献しました。支配下ドラフトで高知の選手が指名されたのは、先述の角中選手以来、14年ぶりのこととなります。2024年には2選手が指名、しかもうち若松尚輝投手はDeNAの4位指名と、支配下での指名となりました。注目度が高まりつつあるチームだと言えるでしょう。